湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

ランドナーくん、これからもよろしく

2006年06月11日 | 自転車生活
6時頃起きると外は雨。今日はMTBで走る約束だったのだけれどもどうしよう?天気予報を調べてみるとどうやら夜まで雨という予報に変わったらしい。昨日は一日曇りとなっていたのに。。。というわけで結局MTBでの出動は中止、一日部屋で過ごすこととなった。残念。夏になったら土埃をあげてたくさん走りましょう!

部屋では本を読んだり、音楽を聴いたり、映画を観たり。久々に観た『ショーシャンクの空に』がやはりとても面白かった。

それから今日はふと気づくと昨日のランドナーでのツーリングの余韻に浸っていたりすることが何度かあった。僕はがちがちのランドナー派の人間ではないけれども、やはりはじめて乗った本格的なスポーツ車である今持っているランドナーにはなんというか深い愛着がある。

1984年の夏に僕は今乗っているランドナーを手に入れた。当時にしてはかなり高価な買い物だったこともあって(当家比)、長く乗れるようにと少し大き目のフレームを選んだ記憶がある。途中まったく乗らない時期がかなりあったりして、そのたびにボロボロになってしまったランドナーだけれども、二度の再塗装&レストアをへて同じフレームの自転車になんとか今でも乗り続けている。

TOEIやペガサスなどのような自転車ではないけれども、僕はこの自転車にこれからもずっと乗り続けようと思っている。ホントのことを言えば、TOEIのフレームが欲しいなぁと思ったりすることもあったりする。でも途中何だかんだとありながらもせっかくここまで付き合い続けてきたのだから、ランドナーに関しては最後までこの自転車と付き合い続けるのもそれはそれで自分にとって大事なことだろう、などと浮気性の僕としては珍しく一本気なことを思ったりしている。

ただこのランドナーの出番を増やすにはいくつかやらなくてはいけないことがまだある。まず急務なのがBBの調整。ずっとではないのだけれども、時々BBがガリッという音をあげるのだ。これがあるとただでさえチェーンホイールが強度に問題があるといわれるTAなだけになかなか積極的にペダルを踏み込むことができない。もっとも、これはすごく基本的なメンテなので今までだましだまし来てしまった僕が悪いのだけど。

それから、こちらは「やりたい」と思っているのが泥除けを輪行仕様に加工すること。6年前のレストアのときに無加工のものをつけてから、輪行は2度しているのだけれども、どちらもやはりかなり面倒だった。泥除けを輪行仕様にすれば、いまより確実にランドナーの出番は増えると思う。幸い昨日のエントリーにコメントを下さったdokaidokaiさんから良い方法を教えて頂いたので、いくつかの方法を検討して梅雨のあいだに今の泥除けを輪行仕様に改造できればと考えている。

他にも手を加えたいところはまだある。電装系統の取り付けもそのひとつ。それからブレーキの効き、レスポンスも何とかならないかと思っている。今のロードのブレーキ操作になれてしまうと、ランドナーの場合強い制動をかけるにはワイヤーが切れるんじゃないかと思うくらいにレバーを握らなくてはいけなくて結構恐いのだ。これはシューを変えればすこしはましになるのだろうか?

とまぁやらなくてはならないこと、やりたいことはいくつかあったりするのだけれども、まぁできる範囲でそのようなメンドクサイ作業をこなして、今後もこのランドナーに乗り続けていくことができればと思う。一番の急務はやはりBB(あるいはチェーンホイール)のチェックだな。でもって憧れのTOEIに関しては、まだ持っていなくて欲しいと思っているタイプの自転車があるので、いつの日かそれをオーダーできたらいいなと思っている。

というわけで、ランドナーくん、これからもよろしくね。



分割しないで泥除けを輪行仕様にするための金具は一応用意してあるのですが、楽に輪行するには分割式のほうがいいですよね。。。悩みます