湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

いまから秋の旅について考えている

2006年06月15日 | 自転車生活
去年の秋、5年振りにランドナーで泊りがけの旅をした。向かった先はその5年前と同じ南会津。前回はテントを持って2泊3日のツーリングだったけれども、このときは民宿泊まりの1泊2日の旅だった。

東武鉄道の終点駅である新藤原から走りだして、山間の静かな峠道を走って南会津に入り、そしてまた別の峠を越えて新藤原に戻ってきた。


2日間の走行距離120km。小さな温泉をいくつか訪ねながらののんびりとした良い旅だった。






僕は余程このあたりを気に入ったようで、本当はこの梅雨に入る前にまた同じコースを走りに行くつもりだった。でもうまい具合に予定がたたずに、こうして梅雨を迎えてしまった。そんなわけで梅雨入りしてまだ間もないというのに、いまからこのコースを走る次の旅について思いを馳せている。

やはりこのあたりを走るのならば新緑が萌える春か、紅葉の美しい秋が良いと思う。自転車はもちろんランドナーだ。信州のビーナスラインのようなところであればMTBやレーサーでも全然構わないけれども、南会津のような場所を走るのであればやはりランドナーで行きたい。

去年は紅葉真っ盛りの時期を狙って走りに行ったのだけれども、例年より一週間くらい冷え込みが遅いということで峠の近くでようやく薄っすらと色づいた山肌を見ることができただけだった。それはそれで悪くはなかったのだけれども、次はできたら全山紅葉というような時期に走れたらなどと、少し気が早いけれどもいまから秋の旅についてドキドキしながら考えたりしている。