知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

人生のゲーム化。嫌な奴とはパーティーを組まない。

2010年04月24日 | 自分の未来を組み立てる。
人生をゲーム化する。

あまり深く思い悩むことなく、
 自分でやりたいゲームを設定し、楽しんでプレーする。

人は、何のために生きるのか。

僕は
 与えられた時間を楽しむためである
と思います。

ただ、何が楽しいかは主観なので、
 ひとそれぞれ。

そのため、自分の楽しいと思える人生を
 自分で設定して、与えられた時間を満喫する。

そのために、人は生きている。


国家のため、家族のため、友人のため・・・
確かにそういう大切なもののためにがんばる時もあるかもしれないですが、
 自分のために生きる
ことが一番大切です。

これは、利己主義ではなく、
 個人主義
です。

自分が人生を楽しむ権利があるのと同様に、
 他人にもその人の人生を楽しむ権利がある。

だからこそ、他人を尊重して、 
 自分勝手な行為により、他人に迷惑をかけないようにする。

これが、個人主義の発想です。


最近は、利己主義者が多い。
同様に、自分の価値を過小評価して、自分を大切にしていない人も多い。

自分を大切にしない人は、他人も大切にしない。
自分に価値を認めない人は、他人の価値も認めようとしない。
だから、身勝手な行為ができる。

例えば、
バカラファンの集いがあったとして、バカラを愛している人が集っている。
その集いでは、バカラの限定モデルの販売がなされ、みんながバカラを買って帰ろうとしている。
と仮定します。

そのため、みんなが、バカラの箱を抱えている。

そんなときに、
 地下鉄のラッシュのように自分さえ早く帰れればいい
と、出口に殺到して、前の人を押して帰ろうとする人はいないはずです。

はずみで、自分の大事なバカラのグラスが割れても困るし、
 相手の大事なグラスを割ってしまっても困る
とからです。

ここでは、みんながバカラを愛しているという点がポイントとなってきます。


でも、現実の世界では、他の人がけがをしてもかまわないというように、
ラッシュで人を押したり、
黄色で加速するような危険な運転をするドライバーがたくさんいる。

ただ、残念ながら、自分や他の人を大切するかどうかは、
 その人しかコントロールできない
ことなので、
 他の人はどうしようもない
わけです。

国家が、自分や他の人を大切にしましょうと叫んでも無駄で、
 その人が、俺って価値あるんだよな、他の人も同様に価値があるんだよな
と気づかないと意味がない。

そのためには、教育が必要ですが、時間がかなりかかります。
(もちろん、大切な人のために、時間とエネルギーをかけて教育をする必要あるかもしれませんし、学校の先生などはそれが仕事なので頑張るべきだと思います。雇用主も採用した以上、すぐに首にして排除するのではなく、長い目で見て教育することで、その人の人生を変えることができるかもしれない。現に、こういう素晴らしい経営者もたくさんいる。)


そうすると、
 個人が取れる選択肢としては、付き合う人を選ぶ
ということです。

自分勝手な人の近くに行かない(巻き添えにならないように)。
自分勝手な人を近づけない。

そして、
 自分と同様に、自分のことも他の人のことも大切にしている人
と付き合うようにする。



よく通っていたお寿司屋さんがありました。
たまたま近くに座っていた酔っ払いのおばさんが、
僕と主人の会話を聞いて、僕の職業を知り、
名刺をよこせだの、誰々は知っているかなど、
しつこく絡んできたことがありました。
それが、あまりにもしつこかった。

そのおばさんは、別の客にも絡んでいたようで、
その店の雰囲気はかなり悪くなってしまっていました。

その後、僕は、友人に別のお寿司屋さんを紹介してもらって、
そのお寿司屋さんには行かなくなりました。

多様値段が上がっても、
嫌な思いをするリスクを考えると十分にペイします。




利己主義者は、
 人生を楽しむ
という目的を達成するうえでは、
 リスク
となります。

付き合う相手を選ぶことは、
 リスクヘッジ
につながるということです。

人を見る目を養うことは、
 自分の人生を楽しくするかどうか
にとって重要なスキルとなります。

親などは選べませんが、
 親がリスクなら、親元を離れて自分の力で幸せをつかみ取る
べきだと思います。

配偶者選びに失敗しても、
 その配偶者では幸せになれないのであれば、再度チャレンジする方がよい。


人生の時間は、思っているほど長くないわけです。

その時間をいかに楽しいものにするか。
それは、自分の選択にかかっているわけです。

ロールプレーイングゲームでパーティーを組む際、
 目的達成がしやすいメンバー
を組むはずです。

人生で言うと、
 幸せに生きることが目的
です。

それと同じように、
 人生をゲーム化して、自分が幸せになれそうな人をメンバーにする。

その人のためには、
 自分の持っているスキルや、役立つ情報を提供しシェアして、
 ともに幸せに生きるという目的を達成できるように考える。

そして、ともに幸せになるという目的を達成する。

これが、攻略法だと思います。

ちなみに、
 利己主義者に有益な情報を提供しても感謝されることはない
ので、注意が必要です。

情報によって、利益が出たら、実行した自分のおかげ。
情報によって、利益が出なかったら、情報提供者のせい。

これが、利己主義者を近づけない方がよい理由です。
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効率化のリスク。

2010年04月24日 | 自分の未来を組み立てる。
2時間かかる仕事が1時間でできるようになったら。

1時間、自分の時間ができる。

これを進めていくのが、
 効率化。

効率化のためには、
 知
が必要です。

そのために、知的に成長するということになります。


自分の幸せにとって最低限必要なものとして、
 1億円
あればよいと試算した場合に、
年収400万円だと、25年かかるものを、
10年でできれば、15年を手に入れることができる。

もちろん、税金やら、インフレなどもありますが、
 イメージとして、効率性を上げる
ことで、自由度が増すということです。

知的に成長して、効率性を高める。
どうすれば、もっと効率よくできるかを考えることは大切だと思います。



ただ、
 お金だけを目的として、働くわけではない。
これが、効率化によるリスクの話。


楽しんで仕事をすれば、エネルギーが増える。
嫌な仕事をすれば、エネルギーが減る。

嫌な仕事をして、お金を稼いで、
好きなブランドバックを買って、エネルギーを補充する。
そういう人が多いのが現状です。

ただ、最近は、
 将来不安から好きなものに時間やお金を使えない人が急増している。

嫌な仕事をして、お金を稼いで、
将来不安のために、金をためる。
不安だから、さらに、たくさん働いて、たくさんの時間を使う。

そのため、エネルギーが常に不足する。

エネルギーが不足すると、
 生きていてもつまらない
とか、
 自暴自棄になったり、
 小さいことですぐに怒ったり
することになる。

 生きていて楽しいな
とか、
 春の木漏れ日のもと、ゆっくり散歩しよう
という余裕がなくなってしまう。

何か趣味がある人は、その趣味を大切にして、
 エネルギーを補充すればいいと思います。


効率というと、時間が短縮できるので、
 さらに、仕事ができる
と考えがちです。

ただ、自分で効率化することによってできた時間は、
 エネルギーの補充のために使った方がよい
と思います。

効率化は、エネルギー不足を引き起こすリスクをもっているからです。



時間、お金、エネルギー。
これが僕の考える3要素です。

できるだけ、時間をかけずにお金を稼ぐ。
そうすると、時間を節約することができる。

節約できた時間はエネルギーを蓄えるために
 趣味など好きなことに使う。

お金もある程度は、エネルギーを蓄える経費として使う。



僕は、通勤などでラッシュの時間に、電車に乗ることはないのですが、
 仕事の関係でどうしても移動しなければならないときに利用すると
 中には、キレ気味の人を見かけます。

人は、スペースがないとストレスになるので、
 ストレスの耐性が弱い人は、満員電車でかなりのエネルギーが使われる
ことになります。

さらに、部下や上司や顧客に気を使って、ミスをしないように気を使って、
やりたくもない仕事を命令されて仕方なくやって・・・

1日でどんどんエネルギーが不足していきます。

それでも、イライラを外には出せない。
ただ、本人は気が付いていなくとも、
 歩き方や目つき、ちょっとした行動(「ちっ」とか無意識で出ている人がいる)
に現れてきます。

この段階に至ると、病気になりつつあるので、
会社を休んでゆっくり自然を散策したり、
カウンセリングを受けに行った方がよいわけですが、
本人は、なんかむかつくな・・という程度。

ゲームのように数値が分かって、HPがゼロに近づけば
休もうかなと判断できるわけですが、
目に見えないので、分からない。

喧嘩、職場の人間関係の悪化、家庭不和、友人とのトラブルに発展したり、
自分に向けば、うつ病などの原因となるわけです。


効率化はよいことですが、そこで生まれた時間を
さらに仕事につぎ込むと、
 その仕事が楽しくない場合には、エネルギー不足になる
というリスクが生まれます。

そういうときには、
 ゆっくり休むということも戦略のうち
です。
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自分を機関化する。

2010年04月24日 | 自分の未来を組み立てる。
国家の仕組みを学ぶと、
 いろいろなところで応用できる
と思います。

日本国憲法は、市民革命の理論を受け継いでアメリカ主導で作られたものですが、
 長年のスキル
の積み重ねによって、できているといえます。

三権分立の手法は、会社経営でも応用できる。
会社法を学ぶと、憲法の考え方が出てきます。


まず、
 国会。
国会は、法律を作る機関。

内閣。
内閣は、法律を実行する機関。

裁判所。
裁判所は、
 法律が憲法(根本規範)に違反していないか、
 内閣がきちんと法律を実行しているのか
をチェックする機関。


株主総会が国会のような役割を果たす。
会社の方向性や重要案件を決議する。

取締役会や代表取締役が
 株主総会決議に従って経営を実行する。

監査役(取締役会)が
 代表取締役の経営をチェックする。


大きく分けると、
 ルールを作る→ルールを実行する
 ルールの正当性、ルールがきちんと実行されているかをチェックする

この3つの機関がうまく機能することで、
 永続的な成果
が得られるということ。


これを個人に応用するとよいと思います。

個人の場合には、3つの人格を作る。
 ルールを作るタイプの人格。
 ルールを実行するタイプの人格。
 それらをチェックする人格。

これらの人格をごちゃごちゃにすると、
 迷いが生まれる
ので、クールに割り切るとよいと思います。

ルールを作るときは、
 目的を中心に作る。

医者になるという目的を決めたら、
 目的を実行するためのルールを決める。

朝6時に起きて勉強しよう。←ルール
このときに、実行する人格の話はあまり聞かない。
実行する人格は、こんなことを言い出します。
 僕は、低血圧だから朝は弱い。
 朝早く起きると、学校で寝てしまって効率が返って悪いよ。

やらない理由をもっともらしく言ってくる。

実行する人格は、楽をしたいと考えるので、ルールを作るときには切り離す。
仕分け作業で実行する機関が、お金くれというときと同じようなものです。

ルールを作ったら、ルールの正当性をチェックする人格でチェックする。
その時に、ルールを実行する人格の意見も聞き、総合的に判断する。

その後、やってみようと考えたら、実行する人格で実行する。

実行後、再び、チェックする人格でチェックする。

自分の人格を大きく3つに分けて、
 それぞれの役割に応じて検討する。


さらに、チームの場合には、使えると思います。
世の中には、
 ルールを作ることが得意な人
 ルールを実行することが得意な人
 それらをチェックすることが得意な人
がいます。

そういった適材適所を考慮して、チームを作る。
そして、チームを生かす。

仕事を部下に任せるときにも、
 この仕事は新しい仕組みを考案するタイプの仕事
だから、
 あの人にやってもらおう。

 この仕事は、マニュアルに従って、効率よくやってもらえばよい仕事
だから、
 あの人にやってもらおう。

 この仕事は、細かい数字をチェックするタイプの仕事
だから、
 あの人にやってもらおう。


仕事を分けて、適切に割り振ることで、
 効率がよくなる
と思います。

こういった手法は、
 論理の分析の手法
と同じようなものです。

ごちゃごちゃしているものは、
 分けて、整理する。

分けて整理するスキルは、
いろいろと使えると思います。
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