知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

人材育成。

2010年04月12日 | 自分の未来を組み立てる。
今回のカンブリアはいまいちだった。
ブッタ切りにしすぎだった。
へぇーで終わってしまう。

マクドナルドとニトリに絞っておけば
もっと良かった。


ちなみに、マクドナルドは、原田さんではなく、
 藤田田氏
の方がすさまじい経営者だと思います。

Den Fujitaの商法〈1〉頭の悪い奴は損をする (ワニの新書)

ここまで、自分の哲学を貫ける人はすごいなと思います。
ソフトバンクの孫氏が学生のころに本を読んで逢いに行ったというエピソードは有名。

今は、あまり評価されていないわけですが(マクドナルドを日本に持ち込み大成功を収めたという点を知らない人も多いかもしれない)、
個性的すぎたため、日本受けしないのか、亡くなられた後には、知名度が薄れているようです。
しかし、経営者としての先見性には驚かされます。

この本は、1974年に新書で出されたわけですが、
古く感じないところや、ばんばんあたっているところに驚きます。
特に、この時代で、このグローバルな視点は考えられない。

失敗は、
 本では早く引退する
と書いておきながら、
 延ばしてしまった点。 

そして、後継者を育てることができなった点。
この辺は田原総一郎氏の失敗と同じ。人生は引き際が重要。


偉大な経営者にとっては、引き際が一番難しいわけです。
ユニクロの柳井氏も、いったん引いたもののまた復活せざるを得なくなりました。
今後、どのタイミングで、再び引くかが、他の経営者の参考になると思います。


ちなみに、原田氏はアメリカのマクドナルドの依頼で乗り込んだ経営者。
マクドナルド大学など、人材育成の基礎は、藤田氏が作り上げたもの。

原田氏のもとでのV字回復は、
 チープで小汚くなってきた店舗、
 安いがまずかった商品、
これらを改善したことに、カギがあったわけで、
人材自体は、すでに藤田氏のもとで確立されていたと評価できると思います。

そうすると、藤田氏の貢献度は非常に大きい。

それにしても、1974年に出版されたものとは思えない。
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何でもいいから書いてみよう。

2010年04月12日 | 自分の未来を組み立てる。
スキルアップのお勧めは、
 ブログを書く
ということです。

これは、非常に効果的。

読み書きそろばん。
これは、江戸時代から変わりません。

和紙がモニターに、
筆が、キーボードに
珠がエクセルに変わっただけ。

ブログは、公開しなくてもよいので、書いてみる。
公開すれば、縁がある人に読んでもらえます。
その結果、その人が毎日通ってくれることもあります。
そうすると、うれしくなって続けられるわけです。

個人的には、トレーニングのつもりで書く。
このブログは、短い時で1000文字くらい、
長い時で3000文字くらいを目安に書いています。

所要時間は、5分から10分。
読みなおしは誤字の修正程度。
構成は思いついたものを、ポンポン形にしていく。

お金をもらって文章を書くときには、
 何度も読み返しますが、ブログは誤字があっても気にする必要はない
と思います。

それよりも、
 思考をまとめる
 意思を伝える
という目的を明確にする。


自分を励ますために書くのもよいと思います。

このブログは、
 若い人に頑張ってください
的なメッセージが伝わればいいかなと思っています。

後輩などが、
 人生なんてつまんないよ
 やっても無駄だよ
と言ったときに、
 誰だって、初めはそうだけど、
 知的に成長していけば、きっと楽しくなるよ
と伝える。

 うまく行っちゃった後に言っても、それはあなたの能力が高いからだ
と信じてもらえないので、
 うまく行くまでの過程を刻んでいく
わけです。

 3年前から、こんなことを言ってたんだね。
となれば、コツコツ知的に成長することで、
 収入が増えていく
という仮説に説得力が得られるわけです。

僕の職業は、長く読んでくれている人は、
なんとなく気づいているかもしれないですが公表していません。

理由は、肩書で読んでほしくないからです。
 この人は、○○○だから、読もう。

 それよりも、独特な考え方だなとか、確かにそうだなとか、
 これは違うだろうとか、いいすぎだよな
とか思いながら、
 自分の思考の幅を広げてもらえればいいかな
と思っています。

 ○○○だから、正しいだろう
などと考えてはいけないわけです。
 言っている内容を自分の頭で正しいかどうか、賛成できるかどうかを判断する。

そうしないと、為政者に都合のよいように動かされてしまいます。

また、多様性も大切です。
同じ職場で同じような人とばかり話していると、
 物の見方が単一化してくる
からです。

業界のルールは、どこでもあります。
そして、同じような人が好んで集まってます。
まぁ、ニワトリと卵の関係かもしれないですが。

そんなときに、別の業界の人の頭の中をのぞくと、
 そんな風に見えるんだ
という異質な世界を知ることができる。

それが、とても大切なんだと思います。

イノベーションはそういうところから生まれる。



ここまで書いて、5分。

そういうわけで、
 思考をまとめるトレーニングの場として、ブログを書いてみるとよいと思います。

タイピングの練習にもなるかもしれません。

ポイントは、スピード。

できれば、更新しまくる。

自分のために、書く。


書くスキルが身につくと、いろいろなところで役に立つと思います。
ビジネスマンも、
 こいつの企画書は、分かりやすいし、読みやすいな。
と思われると、上司は大切にしてくれます。

上司は、そのまま企画書を提出できるからです。
そうやって、上司を出世させて、
 自分もうまくやっていく
というのも、戦略です。

会社の世界もWINWINの関係が大切です。
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国家に群がる寄生虫。

2010年04月12日 | 国家論
複雑な流通組織は、無駄が多い。

これは、流通を学べばよく分かります。
生産者→問屋→問屋→小売→消費者
     ↑この辺のマージンが必要。

そのため、問屋を抜くということが、行われてきました。
イオンなどがプライベートブランドを作って、自分で売るなどもその一環。

最近では、生産者から消費者へ、直接販売するネット販売なども出てきています。

これで、安くなる。

できるだけ、シンプルな流れにした方が、無駄が少なく安くすむということです。

昔は、流通が発展していなかったので、
 問屋さんが不可欠でした。
 売るにはお店が必要なので、小売店も必要でした。

しかし、技術が発展することで、
 なくてもよくなる。

時代によって、必要な組織が変わるということです。
これは、商店街の崩壊論と同じです。


これは、国家にも応用できます。
昔は、情報収集が難しかったので、現地に派遣したり、調査を依頼したりして、
 情報を集める必要が高かった。
そのため、独立行政法人何とか協会というところに依頼して、
 レポートを作ってもらっていた。

今は、ネットでロイターを始め、世界各国の情報が手に入る。
独立行政法人何とか協会も
 国家から依頼を受けて、ネットで情報を集め、ペーストしてレポートを作ったりしている。

国家は、それに何千万円と払っている。


広報活動だとして、豪華なパンフレット、CMを作ったりしている。
でも、HPの作成で十分なケースも多い。
そもそも、広報が必要なの?ってものもある。

昔は、媒体がなかった。今は、媒体が多い。
国家的な規模で、TVのCMを打つよりも、
 市役所といった地方自治体にお金を渡して、広報誌に少し載せてもらった方が効果が高いこともある。

1スポットに数億円かけるよりも、
 2000の自治体に、1万円の広報誌協力金を渡した方が、
 少ない予算で効果的に広報することができる。


つまり、大きな組織、複雑な組織には、
 無駄が多い
ということ。

見えないところには、甘い汁を吸おうと寄生虫が集まってきます。
大きな木につくアブラムシを駆除することはできないが、
自分のプランターにつくアブラムシの駆除は簡単にできます。

理由は、見えるから。

どうしたら、見えるようになるかというと、
 シンプルにする
ということ。

どうしたら、シンプルになるかというと、
 細分化する
ということ。

どうしたら、細分化できるかというと、
 国家の権限を地方に渡す
ということ。

福祉に関する費用はすべて渡してもよい。
おじいさんの介護料、生活保護、児童手当・・・
財源も含めて渡す。

これにより、効率のよい使い方を自治体で決めていく。

その際に、
 独立行政法人何とか協会指定の商品でないとお金をあげないよ
とか、
 国の規制に従った施設でないとお金をあげないよ
というような
 規制はすべて取っ払う。
指定商品、検査といったって、やってないようなずさんな調査、効果のない検査、
下請けに丸投げ、サンプル調査で全品の検査料を請求するというぼったくり調査が横行しています。

よほどの危険がない限り、
問題が生じたら、後から対処する(保険などで準備させることも有効)。
(車検ももっと簡易な検査でだめなの?とか、あの頻度でいるの?と疑問を感じている人もいるはず。あれも何とか協会が深く関与している例です。)


消費税を15パーセントにするのは、そのあとでないと、
 予算規模が大きくなったものの
 寄生虫だけが成長する
ということになりかねない。

寄生虫は、国民の監視によって、はびこらないようにする。
発見したら、すぐに、叩き潰す。
そのために、発見しやすいように、シンプルな組織にする。

シンプルな組織は、無駄がないため、
 費用対効果が高い。

そうすれば、少ないお金で十分な福祉が受けられるようになる。
今まで、独立行政法人なんとか協会の理事の給与や退職金に回っていた、
 何千万、何億円というお金が、施設の従業員や施設の維持費に回る
ことになるからです。

そうなれば、国民は国家を信頼するようになる。
信頼するようになれば、北欧のように税金が高くても、安心できるので、
 お金を使えるようになる。

高齢者がゆうちょに眠らせていたお金が市場に出てくる。
高齢者だって、お金を喜びに換えて死んでいきたいと考えているからです。
お金はお墓に持っていないことは分かっているものの、不安だから使えない。
そういったお金が市場に出てこれば、国内産業にお金が回り、景気がよくなる。

デフレ克服。 

みんなが幸せになる。

寄生虫を除いては。
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MIND 補強(規範意識)

2010年04月12日 | 自分の未来を組み立てる。
3年前から読んでくれている人には懐かしいテーマですが、
 MINDの補強。

目的を達成するために、まず、大事なのが、MIND。

 思考。
すべては、ここから始まります。
自己啓発もMINDを育てることから始まります。

今回は、専門分野からアプローチ。



なぜ、犯罪を行うと、処罰されるか。

形式的には、刑法に違反したから。
 刑法に違反すると、結果として刑罰が与えられる。
 要件と効果。

実質的には、悪いことをして、非難すべきだから。
悪いことというのが、違法な行為。
非難すべきだからというのが、責任がある行為。

相手が襲ってきたから、身を守るために、殴りましたという、
正当防衛などは、悪いこととまではいえないので、違法性がなくなる。

また、そもそも、精神異常者で心神喪失状態であれば、
処罰しても、なぜ処罰されているのかの意味が分からない。
こういう人は、非難ができない。
そのため、刑法では、責任がないと評価される。
その人に必要なのは、処罰ではなく、治療(あるいは隔離)なので。

非難できるかどうかを、どうやって判断するのかというと、
 これは悪いことだな。だから、やめよう。
という規範意識が生じたにもかかわらず、
 その規範意識を乗り越えて、犯罪行為に及んだ
ということによって判断する。


この心の声。
これが、MINDの核。

この心の声は、いろんなところで出てきます。
刑法の責任論は、
 規範という心の声。まっとうな市民の声。

しかし、心の声は、こういうまっとうな市民の声のみならず、
 自分の可能性に枠を作る
声になることもあります。

よくあるのが、
 俺には無理だよ。
というもの。

この場合は、
 この心の声を乗り越えて、チャレンジする
ことで、目的が達成できる。

心の声は、
 環境などにより、自分で作り上げてきた
ものです。

刑法では、一般の社会で暮らしてきたことを想定して、
 規範意識という心の声
を導いています。

一般の社会でない場合、例えば、テロリストの教育を受けてきたものは、
 人を殺してはいけないという心の声(規範意識)
は、そもそも出てきません。

環境が心の声を作るということは、とても大事です。

モチベーションの低い集団で暮らしてきた人は、
 敗者の意識
が染みついています。

お金持ちの集団で暮らしてきた人は、
 お金持ちの意識
が染みついています。

そこでは、心の声が別のことを言い出します。

 どうせ無駄だよ。才能なんてないよ。
 やってみれば。あんな父親だってビジネスうまくやってるんだから、俺だってできないはずはないよな。

やる前から、結果が異なるわけです。


では、目的達成をするためには、何をしたらよいのか。
そう、心の声を変えるということです。

なりたい自分が言いそうなことを、インプットして、
 心の声をそっちに行くように誘導する
わけです。

これは、染みついてきた長年の癖を直すことなので、
 時間がかかりますが、できなくはありません。

犯罪を行った人も、鈍磨した規範意識を磨いて、更生していくわけです。

それと同じように、
 鈍磨した心の声を磨いて、うまくいくように変えていく。


今回は、MINDの内容を刑法の責任論を使って、補強してみました。
いずれ、3年前に書いた7つのMも、充実させてまとめられればいいなと思っています。
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