知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

RPG的人生論。

2010年04月26日 | 自分の未来を組み立てる。
時間とお金とエネルギーが3要素。

これをうまくコントロールして、
 人生を楽しむ。

そういうゲーム。


お金を稼ぐという点について。

お金を増やすには、
 こうげきりょく(稼ぐ力)
 ぼうぎょりょく(損を食い止める力)
 ちりょく(レバレッジ)
 すばやさ(行動する力)
 どうぐ(不動産、株式など、お金を生み出す資産)
を増やしていく。

まさに、ドラクエの世界。

では、どうやったら、「こうげきりょく」が上がるのか。
 
 たくさんの敵を倒して、経験値を増やす。

たくさんの敵は、人生のゲームでは、
 難しい問題や、仕事
を意味します。

頑張って仕事をこなすことで、経験値が上がり、「こうげきりょく」が増える。

「ぼうぎょりょく」は、いろいろな人の経験を話を聞いたり、本を読んだりして、
 どうすれば損をしないか
 他人の失敗から学ぶ
ことで、上げていくことができます。

「ちりょく」は、僕の人生のテーマ。
 どんな人でも、「学ぶ」ことで人生を切り開ける。

「すばやさ」は、
 チャンスが来たら、怖いですが、勇気をもって行動する。

「どうぐ」は、お金がたまったら、自分に必要なものを手に入れていく。
 不動産投資、投資信託、株・・・。
利益を生むものに変えていく。
自分への投資である「本」もここに含まれる。


そして、戦略を練って、
 生まれてから20歳まで
 20歳から40歳まで
 40歳から60歳まで
 60歳から死ぬまで
の4つの世界において、自分でシナリオ作って旅をする。

人生をゲーム化して、
 その設定を楽しむ。

今は、
 王が無能で、官僚腐敗がはびこり、国民がやる気を失って、国家が崩壊していく国
にいると仮定して、
 そこで、どうやったら、楽しく生きられるか
についてのシナリオを描く。

腐敗政治に巻き込まれた貧困層を救うための仕事をする。
機会の平等が維持できるような活動をする。
船を手に入れて、海外での冒険をしてみる(今高校生だったら、中国の大学に留学するなど)。

不平を言っていても、解決しないので、
 コントロールできないことは受け入れる。
そして、自分がコントロールできる領域を目いっぱい楽しんで生きる。


人によっては、ばかばかしいように思えるかもしれないですが、
これは、実は、心理学のスキルです。

ゲームのようにイメージすることによって、
 精神を守る。

 最近すごいつらい
 ストレスでどうかなりそうだ
と思ったら、
 自分がRPGの世界にいる
とゲーム化して、自分の精神を守ってください。

(敵が登場した時のmelody)
 最悪の上司が現れた。
コマンド
 たたかう。
 にげる。
 はなしをきく。
 やりすごす。
→たえる。  

 上司は、いやみの呪文を唱えた。
精神的ダメージをうけた。


上司のいやみなんて、ゲーム化してしまえば、その程度のもんです。
深刻に考えて、引きずるだけ、無駄。聞き流しておけば十分です。
ためになるものであれば、感謝して受け入れて、利用して自分の人格の修正を図るなど、
自分の成長に役立てればよいと思いますが。

目的は、
 自分のスキルを磨いて、自分で何とかできるように準備すること。

「こうげきりょく」などを年々上げていく。

そのためには、ジョン・ロックの思想も、心理学の知識も、
 利用できるものは何でも吸収して使いまくる。

他の人に理解されようなどとは思わず、
 自分が人生を楽しめるように工夫する。
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権利付与とクレーマー増加との関連性。

2010年04月26日 | 自分の未来を組み立てる。
権利は義務を伴う。
これが大前提です。

契約で言うと、双務契約が原則。
 物を渡す。売主の債務
 代金を払う。買主の債務
お互いに債務を負っているのが、双務契約。

それに対し、
 物をあげる。
という贈与契約は、
 一方的しか債務を負っていないので、片務契約といいます。


世の中は、双務契約が原則。

何かをしてほしいんだったら、
 対価を払う。

愛してほしいんだったら、
 自分も愛する。

お金やエネルギーの交換によって、成り立っている。

そのため、自分だけもらって、何にも与えないというのは、
 この原則に反する
ことになります。


個人的には、クレーマーの増殖は、教育の問題のほか、
 過度の福祉主義と関連がある
と思われます。

福祉国家の傾向が強くなりすぎると、
 何でも国家がやってくれるという感覚に陥る。

これは、国から恩恵を付与されているということ。

例えば、公立図書館を使用できる権利。
本を無料で借りられる権利。
無料で勉強を教えてもらえる権利。
失業手当をもらえる権利。
生活保護をもらえる権利。
子ども手当をもらえる権利。

国の健全な発展のために、福祉主義の充実は大切なことですが、
それが、行き過ぎると、
 権利意識ばかりが強い国民性
となってしまう。

ただ、権利意識が高まっても、それに対応して、
 義務の意識も高まれば問題はない
わけです。

これだけの恩恵が受けられるんだから、
きちんと国民の納税の義務を果たそう。
そのためにも、国民の労働の義務を果たそう。

税金を払うという義務の意識も、
権利と一体となって強くなる。

これが、北欧の福祉国家のスタイルです。

北欧で、税金が高い点に関する世論調査をすると、
 大学まで無料で通えたから
とか、
 老後も安心だから
と納得している人が多い。


日本の場合には、
 義務の意識を養う環境がない
ので、
 今後、クレーマーが大量増殖する
ことになるはずです。

そのため、
ビジネスをしている人は、
 クレーマーの対応を真剣に考えたほうがよい
ですし、
そのほかの人も、
 クレーマーのえじきにならないように法的武装を心がけたほうがよい
ということです。

不当な要求に対しては、
 それはできません
と拒絶する。
 請求されるようでしたら、法的手続をおとり下さい。
という断固とした態度で臨む。

怖いからとか、もめごとにならないようにしようとか考えて、
その場しのぎでお金を払ってしまうと
 請求がどんどん大きくなったり(同一人物による不当請求)、
 クレーマーネットワークによって、同一の手口でいろいろな人が請求にきたり(同一手口による不当請求)
する虞があります。

 あの店は、ちょっと脅せばただにしてくれるとか、お金を払ってもらえる
という噂が経つと最悪です。


クレーマーの精神性は、全てに共通します。
 権利意識が高い。
 騒げば言うことを聞いてもらえると考えている。

子どもが泣いているときに、
 他の人が見ているからといって、おもちゃを買ってしまう
と、こういう人物が出来上がりやすくなります。


国家が理由がよくわからない手当をいっぱい出しても、
 同じことが起こる
と思います。

権利意識だけ高い国民性。

 あれしろ、これしろ・・・
 では、税金を上げますね。
 それは、納得できない。何で払わなくてはならないんだ。


では、おもちゃがほしくて泣いている子供に、親はどう接すればよいか。

賛否両論ありますが、欧米式に言うと、
 取引
です。

取引しよう。
朝、掃除を手伝えば、一日につき100円。
夜、ふろの掃除をすれば、一回につき100円。
テストで、80点以上を採れば、1枚につき100円。
そうすれば、来月までには、自分のお金で買えるだろ。
この取引に合意するかどうかはお前の自由だ。

世の中の仕組みを教える。

お金を稼ぐには、労働が必要である。
テストでがんばるなど、成果を残せばインセンティブの報酬が得られることがある。

小さいうちから、労働の尊さや、努力の価値を教える。

何かを手に入れるには、何かを提供する必要がある。
権利には義務が伴う。

何かがほしいからといって、泣いたり、脅したりしても、
 何も手に入らない。

だれも、ただで何かをもらえることはない。

自助努力の原則。



 これをぶち壊すのが子ども手当。
子どもが、
 僕がいるから、もらえるんだよね。
 それ、僕につかう権利があるんでは?
といわれたら、親はどう答えるのか。
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子ども手当が国を滅ぼす。

2010年04月26日 | 国家論
子ども手当の最大の問題は、
 財政
の側面よりも、
 国民に与える精神性
の問題です。

 働かざる者食うべからず。

これは、生命の大原則です。

狩りの下手はライオンは生き残れない。

淘汰される。

耕さなければ、たくさんの実りはない。
だから農家は頑張る。


こうした原則があり、例外的に
 何らかの事情により、働くことができない人を保護する。

ただ、これは、あくまでも例外。

保護することができるためには、
 たくさんの人が協力して、その人を支える意思と能力をもたなければならない。

みんなが、支えてもらう側の人間になってしまえば、
 全員が死に絶える。


子ども手当は、国民全員が子供をもつ世帯を支えるという理念。

ただ、何もしないでもお金がもらえるということには変わりがない。
つまり、これは本来例外であるべきこと。

その例外が、莫大な数にのぼり、原則を駆逐する。

これにより、だれも、一生懸命働こうとは思わなくなるわけです。
共産主義の抱える思想的な問題と共通します。
そして、共産主義国家と同じ末路をたどります。

会社で、どんなに頑張った人も、怠けていた人も全員給与が同じだったら。
その上、子ども協力金として、一律給与の5パーセントが天引きされ、
 子どもがいる人に、手当てが出るシステムだったら。
(会社が子ども手当を出せば、利益が圧縮するので他の人の賞与の額に影響する。)

怠けても大丈夫ということで、働くモチベーションが下がるとともに、
子どもがいない人はまじめに働こうとはしなくなります。

こんな会社はつぶれる。


これは、国家も同じことです。

自助努力の精神が揺るぐような政治はすべきでない。
 頑張った人が豊かになれる。

だから、
 人よりたくさん働こう。人が遊んでいるときに勉強しよう。
というモチベーションが生まれる。

遊んでいる人も同じ。
むしろ、手厚い保護が与えられる。
そうであれば、みんな遊びだして、国家は、技術力を失っていくはずです。

今、稼いでいる人は、
 リスクを採ったり、
 人の数倍努力したり、
 お金と時間を投資して、学校に行って、資格を採ったり、
 人が嫌がることをやって、そのお金を手に入れている。

そこから、税という形でお金を取り上げて、ばらまくことは、
 そういう人の努力を国家が軽視することにつながる。

だれも、進んで国家のために税金を払うことはなくなる。

財政難よりも、
 労働や努力を軽視することになるという点が問題である
と思います。

お金は与えられるものではなく、
 自分の努力によって稼ぐもの。

一生懸命働いて年金を納めた人がもらえる年金よりも、
生活保護でもらえるお金が高いのであれば、
 だれが、年金を納めるのか。

それで、年金を納める若者が減って困っていると国は叫ぶ。
しかし、これは、当たり前のことです。
年金を納めなくとも、生活保護の方がたくさんもらえる。
経済的合理性を有する選択は、納めないということになる。




ただ、国がそうであっても、
 個人は、自助努力を徹底的にして、知的成長を続ける
べきだと思います。

いずれ破たんするからです。
破綻した時には、真っ先に福祉財源が削られます。その次に公務員の給与。

その時に、子ども手当をあてにしている世帯から、
 追い込まれていく
ことになります。

人は、生活レベルを上げると、下げることができなくなります。

そこで、いきなり削減されたら、借入をせざるをなくなり、
 国家同様、財政の破たんに陥る
からです。
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