知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

知的成長の果たす役割(まとめ)。

2010年04月29日 | 自分の未来を組み立てる。
なぜ学びつづけなければならないのか?

 幸せに生きるため
というのが、今のところの回答です。


人は何のために生きるのか、
 与えられた人生を楽しむため。

これが核にあります。



与えられた人生を楽しむ

与えられた人生を楽しむためには、
 時間とお金とエネルギー
をうまくコントロールする。

では、うまくコントロールするためには、どうしたらよいか。

その回答が、
 学びつつける
ということです。


時間は大切な資源です。
余計なことをやっていたのでは、人生はあっという間にタイムオーバーになります。

そのため、
 タイムマネジメントを学ぶ。

余計な仕事は何かを判断するスキルを学ぶ。パレートの法則など。



お金も大切な資源です。
余計なものに使っていたのでは、お金はあっという間になくなってしまいます。

そのため、
 お金を管理するスキルを学ぶ。会計など。

余計な支出は何かを判断するスキルを学ぶ。仕分け作業。


エネルギーも大切な資源です。
余計なものに使っていたのでは、エネルギーはあっという間になくなってしまいます。

そのため、
 エネルギーを管理するスキルを学ぶ。感情コントロール。対人スキル。

余計な消費は何かを判断するスキルを学ぶ。こいつは危険だと思ったら避けられるように人を見極めるスキルなど。



こういったスキルは、
 学ぶことによって身につく
と思います。

そして、
 複雑な社会においては、ルールがいきなり変わる
ので、
 学び続けなければならない。


バブル期の日本のお金を増やす最大のスキルは、
 土地を買って、高くなったときに売る
という土地ころがしのスキルでした。

立ち退き交渉、販売スキルが高い不動産屋がかなり儲かっていました。

現在の上海も似たような感じです。

バブルがはじけて、ルールが変わった。
 土地は下がるもの
というルールに切り替わった以上、
 同様の手法では儲けられない
わけです。

そのため、
 新たなルールのもとでの、攻略法を学ぶ
必要があります。


芸人も
 時期によって受けるネタが変わるので
 新たなネタや受けるスキルを学び続けなければならない。
それを怠れば、一発芸人として、消えざるを得ない。

駅前商店街が滅んだのも、学ぶことを怠ったため。

日本が埋没して言っているのも、
 中国の市場開放という環境の変化
を学んで、戦略を立てられなかったため。

民間企業では、生き残ることを学んで対応し、
業績を上げている企業が多い。



そして、学び続けるためには、
 自分の中で危機感を持つ
必要があります。

危機感をもって、自分は努力しているから大丈夫だという安心感を併せ持つ。
基本は、自助努力。

国家は、
 自助努力という大切なものをないがしろにする
政策を今後も打ち出していくはずです。

この場合、
 時間、お金、エネルギー(感情)をコントロールする知的能力が低い人
がどんどん増えていくことになります。

それによって、
 努力する人と努力しない人で格差が生じる。

政府は、努力している人から、お金を取り上げて
 努力しない人へ分け与えようとする。

その結果、努力している人の、愛国心とやる気をなくさせる。

努力している人は、知的能力が高いため
 その能力をうまく使って、税金を最小限にする手法
を学び、実行していく。

それにより、国家が弱体化し崩壊する。

古代ギリシア、ローマなどの大帝国が滅んでいったのも、
 自助努力の精神が崩壊していったため
です。


このように、発展の基盤は、MINDです。
これは、国家も個人も同じ。
今貧しい人も、発展のためのMINDを身につけて、
 努力を怠らなければ必ず幸せになれる。

幸いにも、図書館がある。
石版の時代から存在する図書館(本)は人類の宝物です。
グーテンベルクのおかげで、充実した。


自分の未来を組み立てるためには、
 自助努力の精神
を大切にして、
 時間、お金、エネルギーをコントロールする知的スキルを身につけていく。

そのために、知的成長戦略を練って、
 学び続ける。

そして、幸せに生きる。

自分の未来を自分で組み立てる。


国家が崩壊し、多くの人の精神が病んでいっても、
 知的に成長し続けている人は幸せに生きられる。

どんな環境にも対応できるからです。

知的スキルが高い人は、学び続けているので、
 ルールが変わっても対応することができる。



何のために、学ぶのか。

 幸せに生きるため。




*****
書きためてきたものをまとめてみました。
あくまでも、これは僕の哲学をまとめたものなので、
自分で何のために生きるのかを考えて、
 自分の考え方を構築してみるとよい
と思います。

こういったことは、唯一の答えなどないと思います。
価値観の問題です。
自分の人生をコントロールする権利は、自分のみが有しているからです。

誰かが、お前の哲学は間違っていると批判してきたとしても、

 思想信条の自由は、憲法で絶対的に保障されているんだよ(19条)。
 国家ですら、誰かの思想に干渉することはできない。
 君は国家よりも権限が少ないだろ。
 だったら、君は、僕の思想を制約することなどできないよ。

と三段論法で切り返せばよい。


自分が大切にするものを考えて、自分のために、
 自分の時間とお金とエネルギーをコントロールして
 幸せに生き切ってください。



これで、このテーマも終わりです。
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幸せに生きるための戦略を練る(エネルギー論)。

2010年04月29日 | 自分の未来を組み立てる。
人はなぜ生きるのか。

 与えられた時間を楽しむため。

どうすれば楽しめるのか。
 
 充実感。達成感。←努力。継続。知的成長。創意工夫。
 感動。喜び。感謝。相互理解。←優しさ。愛情。友情。芸術。
  視覚 美しいものを見た。すごいものを見た。
  味覚 おいしいものを食べた。
  聴覚 すばらしい音楽を聴いた。 
  触覚 温かさに触れた。爽やかさに触れた。
  嗅覚 よい香りをかいだ。アロマ
      ↑これらは、自然と人為的なものとに分けられる。
       自然が作りだした美しい景色。
       人の長年の努力の結晶である絵画など。

  おいしいものも、シェフが若いころにフランスに修行に行き、
  3年間下働きをして、ようやく包丁をもたせてもらえるようになり、
  その後、何年も先輩にしごかれながら耐え抜いて、
  友人がみんな辞めてそれぞれ国に帰ったのに、
  それでも、がんばって耐え抜いて、ようやく資金を得て、東京でお店を持てた。
  そんな努力の味。

値段が高くでも、それは、当然なわけです。
その経験も費用に含まれていて、その経験まで味わっているからです。

そして、感動が得られ、
 おいしいものを食べた時に、幸せを感じられる。

お金がたくさん稼げるようになってよかったなと思うことは、
 そういう他の人の努力に対し、相当の対価を払うことができるようになれた
ということ。


気に入った絵画を買ってみる。

 その絵を描くためには、バイトしながら美大に行って、
 売れない日々を何年も過ごして、
 ようやく個展を開けるだけの知名度が得られて、成功を収めた。
 そんな努力の絵。


気に入った人の鍼やマッサージを受ける。

 その鍼を打つためには、鍼灸師の勉強をして、
 バイトしながら学校に3年も通って、
 苦労して国家試験に合格した。
 そんな努力の技。


気に入った家具を買う。
 デザイナーの勉強をして、何千枚もデッサンを描いてようやく評価され、
 それに基づいて、職人が丁寧に作りあげた。
 みんなの努力の結晶。



こういったものには、知的成長の跡がうかがえる。
そのため、値段は高くとも、喜びが得られる。

自分も努力し、いまでも、努力しているという思いがあるので、
 なんとなく、仲間意識が芽生えてくる。

 そして、努力している人を見ると、応援したくなる。


確かに、大量生産で安く物が作れるし、
 コピー商品で人の努力を拝借して商品が作れる。
 コルビジュエ風とかいいながら。

ただ、それを手に入れても、エネルギーは入ってこない。

物を買うということは、
 お金を払って、物を手に入れるわけですが、
 その物が本当に欲しかったものであるとか、価値を認めたものである場合には、
 エネルギーがもらえる
わけです。

小さいころに、漫画を買って、一刻も早く読みたくて、急いで家に帰ったという経験がある人も多いはず。
そのわくわく感がエネルギーなわけです。


他方で、セールの服などで、安いから買ったけど、あまり着ていない服もあるはず。
それは、本当に欲しかったものではないので、喜びというエネルギーが少ない。

安いものをたくさん買うくらいなら、
 本当には欲しいと思う高いものを一つだけ買って、大事に手入れして使う
方がエネルギーの補充という点でよいと思います。



僕は、それほど高いものは買いませんが(その辺が節約家)、
 手帳、財布、定期入れ、ベルトなどの革製品はルイ・ヴィトンを使っています。
ただ、だいたい6年くらい使っていて、革用のクリームで栄養を与えたりしています。
お金を取り出すときに、やっぱりタイガはかっこいいなと思いながら喜びを感じる。

車も、そこそこしましたが、2003年製。
税理士からは、節税になるから買い換えたほうがよいと言われていますが、
気に入っているので、メンテナンスをきちんとして、まだまだ乗る予定。
気に入っている車に乗っている人なら運転の喜びが分かるはず。
いまだに、山の景色に溶け込むボディを見て、写メをとってしまうこともあります。



ここで、見栄について。
人に自慢したくて、見栄で商品を買う人は、
その商品自体が好きなわけではなく、
 人から、「いいな。それ私も欲しかったんだ。」とか、
 「それ、すごく高いよね。やっぱり、君はすごいね」とか言ってもらいたい
から、手に入れる。

そうすると、新商品が出ると、
 新たに手に入れる必要が出てくる。

こういう人の場合、エネルギーは、人から評価されるときに得られるので、
満たされるためには、新しいものを手に入れ続けなければならなくなる。

また、たくさんの種類を手に入れる必要があります。

ブランドのバック、時計、スーツ、高級車・・・。

しかし、手に入れてしばらくすると、エネルギーがなくなっていく。



なぜか。

 人の評価は、続かないからです。

買った時には、すごいねといってくれるものの、その評価は続かない。

そうすると、どれだけ沢山の物を手に入れても、結局満たされることはないわけです。

成り上がり社長は、ステータスを手に入れるために、ベンツやフェラーリを手に入れる。
ただ、それでも、満たされなくて、高級マンション、ロレックスと
ありとあらゆるものを手に入れる。

仏教では、餓鬼と言います。
決して満たされることはない。


では、どうしたらよいのか。

基準を人ではなく、自分にシフトする。
自分が、好きなもの、価値が高いと思っているものを大切にする。

そうすると、
 物をもっているという見栄ではなく、物自体に喜びを感じる
ので、そのものを利用する際に、
 エネルギーが高まる。


エネルギーは、一瞬で終わってしまうものではなく、
 続くものを重視する
のがポイントです。


覚せい剤は、瞬間的に、高いエネルギーを手に入れたと思ってしまうものです。
フェニルアミノプロパンが交感神経を刺激するからです。

しかし、効果は持続せず、一度味わった感覚を失うことによる「けだるさ」から、
再び、摂取して、常習者となっていく。

そして、廃人にまっしぐら。

覚せい剤事犯に常習者が多い理由は、
 エネルギー不足に陥った人が、人生を切り開くためのエネルギーが欲しくて摂取し
 効果が消えた後にエネルギーを補充しようとする
ためです。

エネルギーが得られたと感じても、
実はそれはまやかしであって、
体も心もボロボロになっていく。

そういう人は、目と皮膚を見ればすぐ分かります。
目からは、優しさや温かさというエネルギーが消えうせ、
皮膚はかさかさで、枯れ木のようになっている。

エネルギーが得られたように感じることは、単なるマジックで、
本当は、エネルギーがなくなっていっているわけです。

これでは、幸せになれるはずがない。


エネルギーがなくなり出したら、
 本当に好きなこと
 やりたいこと
に時間を使うようにしたり、
 少し休んで自然からエネルギーをもらったり、
 人にやさしくして、人からエネルギーをもらう
ようにするとよいと思います。

さみしいなと感じた人が、ペットを飼うのも、
ペットからエネルギーをもらうためです。

そのためには、ペットを大切にしてやる必要があります。

変な薬に頼ることなく、
 大切なものを見つけて、大事にする
ことで、
 エネルギーが湧いてくる
と思います。
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