年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

自分は何で出来ているか

2006-06-29 00:00:00 | Weblog
2006/6/29 (Thu) 自分は何で出来ているか

 足首骨折から2ヶ月と10日が過ぎた妻が少しは気持ちに余裕が出来たのか家事をしながら聞くラジオの話をしてくれる。今日の話は爆笑問題の太田光の話。テレビで見る彼はいつもすっとぼけていてフワフワしているようだけれど、学生時代に向田邦子の本を隅々まで熟読して彼女から受けた影響が大きかった。今の彼は向田邦子の本で作られている、というような話である。なるほどと思いながらさて、自分はどうなのかと思った。今の自分は青年時代に吸収したものの内、本ならば何が基盤となっているのだろうかと。影響からいえば吉本隆明、太宰治、坂口安吾、ドフトエフスキーあたりになるのか、また挫折した数多い経験の中ではサッカーか、失恋経験かまた小田実の提唱したベ平連を自分達も立ち上げたことか、はたまた全共闘運動なのか、それらによる長期に渡る停学処分やら除名処分やらが今の私を作っているのかとも思う。でも青年時の学習経験から得たものには役立つものが多い。そのうちの一つ、組織は常に明るくないと崩壊すること、自分の名声あるいは利益誘導を追いかけるとやがて崩壊するというものがある。但し自分には役に立っても他の人が役に立つとは思わないが…