年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

秋晴れが続く

2015-10-23 00:00:00 | Weblog

 どうも一人生活に慣れるに従い、あらゆることが面倒くさくなってくる。掃除洗濯ご飯のことで云えば、掃除・・はパス。しかし朝の横から入る陽の光が、容赦なくホコリを浮かび上がらせる。ついつい目を背けることとなる。洗濯などは、汚れ物を洗濯機の中に放り込むも、洗濯槽がほどほどいっぱいになれば回せばよい・・と思うとスイッチを入れることもない。そして食べることとなればあれほど食にこだわりがあった自分でも、まぁ1回くらいパスしてもエエやろ、などと判断してドリップで淹れるのも面倒くさくなりネスカフェコーヒーとあいなる。おやつの缶を引っ張り出して黒糖かりんとうをむせぼればそれだけで1回のご飯を強制終了となる。当然お風呂ともなればボイラーのスイッチを入れてからお湯を入れることを考えると、まぁエエかとパスをして車を走らせて温泉へ行く。そちらの方が手間時間がかかるだろうが・・。

 さくらの湯へ久しぶりに入浴。夜も遅い入浴ともなれば湯客も様々。私が上がろうとすると入れ替わりに背胸脚腕の全身に文身の入った30歳くらいの青年が5歳くらいの子供を連れて入ってきた。子供が楽しそうに父親と話をしながらお湯に浸かろうとしていた。普通の何気ない親と子のあり様である。きれいに彫った文身をみて、これは費用をいくらほどかけて彫ってるのか、などと値踏みをする自分に気がついた時、サッと湯から上がる。

 奈良の義母も思ったより調子がいいと、連絡がある。でも、車いすを使いリハに行くのに、車酔いをして吐いた・・とか。退院後どうしようか、の相談のことで云えば、体調さえ許せば、こちらに連れて帰りなさい、と私は云っている。もうこの際、妻の母も私の母も多くの人の手を借りながらでも、一緒に面倒を見ようかと考えてる。ただし、義母については橿原に住む義兄が退院後は介護施設に入れたいと考えているらしい。生身の人間をいとも簡単にバレーボールのボールの様にトスを上げて打ち合う構図だけはしたくないと思うが・・。

 近頃路傍の何気なく咲く小さな花が気にかかる。庭園に咲く高価な大きい外国産の花よりも、気がつかないような場所で小さく花びらを拡げて咲く雑草の方が気になる。

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