年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

学校どこに行ってるの?

2017-07-02 00:00:00 | Weblog
 今年の3月末で開拓20年の足跡を持つ「久万高原教会」が閉鎖された。そして2ヶ月の葛藤する時間を持ち、新たに6月から「久万カントリーチャペル」として再出発をしている。久万カントリーゴルフコースの中にある。ここの牧師は、NPO法人松山自殺防止センターの理事長でもある堀口道春先生である。長年私立高校で宗教学の教鞭をとっていられた。

 教えた生徒さんは2,000人だという。今日はそのうちの一人が出席されていた。さらに一年振りに顔を出している人、3人いた。牧師の長女J子さんとお孫さんのSさんにMさんである。ハワイからの夏の里帰りである。10歳になるSさんの通学する小学校は夏休みになっているが帰国してしばらくの間久万の小学校に通学するのだそうだ。
 ではハワイの小学校はどこに行ってるの?とSさんに訊ねると、きれいな発音で Honolulu waldorf school です、と答えてくれた。エッと聞き返すと、母親のJ子さんが、そこはシュタイナー教育の学校です、などと説明をしてくれた。ハワイでは英語で生活をして、じいちゃんばあちゃんのいる日本では、懸命に日本語をしゃべっている。

 楽しい?と聞くと10歳の少女らしいはにかんだ顔してウフフと笑っていた。
 日本の学校が、個別の主体性、自立心を大切にするよりも全員一斉主義、訓練主義、型にはめる、教師からの注入教育中心のイメージが当たり前として自分たちの身体に沁み込んでいる。に対してシュタイナー教育の特徴は、自律性や自己判断能力などを養うことに強みがあるんだということを教えてもらった。
 お~そうか、話題の藤井聡太四段(14歳)もシュタイナー教育を受けているのではないか・・などど。

 
 仕事の定年を迎えた後の15年、60歳~75歳は「黄金の15年間」と呼ばれるのだそうだ。この期間に何をするか、したいのか、できるのか・・のことが私の周囲を眺めまわしながら考えさせられる。

 仕事終えたら、〇〇するぞ~、とか〇〇行くぜ~、とか定年前のやりたいこと宣言をする人多く実行した人はあまりいない。例えば四国88ヶ所の歩き遍路をやるぜ~と計画を発表し、1回実行したのはいいけれど、じゃぁその後は…となると撃沈している輩もいたりして、「Golden 15years」どころの話ではなく「15years of pain」の後に没となることも多いのではないか・・と思うとやるせない。省みて自分の場合、60過ぎてもハタラク、70越してもハタラク・・ぞ~と宣言し言い触らしてみたところで、周りの人にはご迷惑・・のことがあったりして遠慮せざるを得ない。ちなみに私も言った。60過ぎたらマッタ—ホルンにガイド付きで上がるぜ

 そしてあのヘルンリ小屋、ソルベイ小屋で泊まるぜ~・・

だった。・・恥ずかしいよな、今思うと。現在、痺れた足で歩ける、登攀するなぞとんでもない話。

 そんな空気の中で、TSUTAYAで借りたのは
  60才過ぎて故郷での平穏な日々に物足りなくなった人がアメリカの自然歩道アパラチマントレイルを考える・・・そのような60を過ぎた人がよく考える・・様なお話。これを見ようと準新作の先週借りた。・・・ものの1週間経ってしまったがまだ観ていない。仕方なく観ることなく返却す。日々、観るために集中できる塊りの2時間がないのが辛いとこ。

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