年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

すもも

2011-07-10 00:00:00 | Weblog
 
 ご近所仲間のSさんから、スモモが少し熟れてきたので取りに行こうか,とお誘いの電話があった。間髪おかずに,行きます・行きます、と昨夜返事をしておいた。待ち合わせ場所は、私が弟を病院に送っての帰り道にあるスーパー駐車場に9時15分。スモモを取りに行く行き先は、Sさんの実家があった城川町,今は実兄が一人で住んでいる場所の山中である。銀行を定年退職後、ナニも仕事をせず,ゴルフに釣りに山登りに忙しいSさんであるけれど、趣味以外にも公民館活動をしたり、また体の弱い兄,姉の日常生活をサポートしたりしているので,行く途中での車の中での話も,1日1ヶ月1年がすぐ経ってしまう・・・などと話しかけてくる。で、現地についたのが11時、スモモの木にはスモモがいっぱい垂れ下がっていた。先日の台風で大きな枝が折れているものもあったりして,のこぎりで挽いたりしながら、ほんのり色づいた赤見がかった実を袋いっぱい3袋とること1時間30分で滴り落ちる汗でメガネが曇る。
               
 静かな山中である、このような山の霊気のこもる中で,Sさんの幼少期があったことを考えると、目先の利を目標にすることなく、与えられる遊びより自分で遊びを作る自然の中での体験が65歳のSさんを形作っているのだと納得。この川の、あの淵で学校帰りにカバンをあそこの岩に置いて、パンツになって泳いで遊んだ、とか、この道は遠周りだから、あの峠の小道を通って1時間歩いて学校に通った、とか、あの枇杷の木の実が黄色くなると,よく食べながら帰ったとか、のいちごがたくさんあったとか、55年ほど前の話を懐かしく話してくれた。
                                             

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