年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

冷たい雨

2016-04-01 00:00:00 | Weblog
 小中学校の同級生であるタカシちゃんとユタカさんから連絡がある。久しぶりだから会おうよ、と。話を聞くとちょうどユタカさんが昨年手術を受けた個所の病院検査があり、それが終わるのが正午頃だろうから、ジャ12時半に待ち合わせとなった。ユタカさんは腸から管を出しており洗浄しなければならないために定期的に通院をしている。

 話を聞く。オイ、今日病院で同級生の○○君の奥さんにバッタリ会ったよ。○○君はヤバイらしい。医者からもうだめだと云われてるらしい・・・。そのような話を開口一番にしてきた。

 年を重ねて行くことは同時に身内は云うに及ばず、知人友人の難儀な話を聞く機会が比例して多くなることでもある。

 丸亀製麺の釜揚げうどんを食べながらの報告である。代金を払う段になり、いいよ、お土産の代わりだから・・などとワケのわからないことを言う。話を聞けば、この前の連休にタカシちゃんとユタカさんにカズやんご夫婦と、やはり同級生のミヨネーに隆ちゃんの男2人女3人の6人で旅行に行ってきたのだそうだ。私には声をかけることなく黙って行ってきたのだそうだ。前日夜の10時に出発してしまなみ海道を渡り山陽道から萩に行き、小中で勉強をしなかったその反省から松陰神社にお参りをし、長門に足を伸ばし、引き返して下関で泊まり翌日別府を廻って臼杵からフェリーに乗ろうにも予約をしていないこともあって二便待ってやっと帰ったんだとか・・自宅についたら夜の11時になった・・などと、車の中ではこれ以上は笑えないだろうというほど笑い転げた・・と愉快な土産話をしてくれた。道中、日常の難儀なことはすべて忘れていたよ~・・と。それで。お土産をおまえさんに買ってこなかったから、という理由でお土産の代わりの釜揚げうどんになった。ナルホド・・。ガッテン。

 次週の受刑者教育支援講演を考える。何をしゃべろうか・・ゴロンと横になって考える。横になった目の前に本棚、ちょうど一番下の棚に突っ込んでいた薄い本を引っ張り出すとホセ・ムヒカ「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」が出てきた。
  H牧師からのプレゼントである。オ~・・これを読み聞かせとするか・・仕事の向かう先、仕事の意味、仕事の目的などいつもしゃべっているが、来週はこの本を題材にやってみようかと。