年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

すり合わせを行う

2015-08-21 18:50:19 | Weblog
6月の田んぼに植えた苗が大きくなり、8月茎に穂が出てきた。出穂の時が今。

 やがて、価値観としてわれわれが刷り込まれるように学んだ、実るほど頭を垂れる稲穂かな、の情況となるんだろう。

 朝から東予方面へお出かけ。先日来気になっていることをやっつけるためである。面接当日の打ち合わせのための事業所訪問が一つ。それから東予のハローワーク刑余者担当に会うこと。私一人で走らないために各行政機関に説明をし協力を仰ぐことで、みんなのそれぞれの上部機関へ報告書を出すにあたり、仕事“やってる”の実績作りに私方から協力をすること。三つ目の訪問先は、県や市や高齢障害求職者雇用支援機構から委託を受けて能力開発、職業訓練をやっているM社を訪問。そこは我々の仲間が経営している事業所だから挨拶もかねてお茶を飲む目的もある。キャリア形成の痕が感じられない出所者が、今後の市民生活を普通に?送るにあたり職業能力形成に協力依頼を行うためである。M社の先生は、社会的弱者の立場に立って何とか自立でき得る訓練をしたい…が設立の動機である。いわゆる職人さんが理解できる指導者であるから話が弾む・・。よって今日は仕事日ではないが、お仕事の日とする。
 近々釈放前の刑務所内事業所面接を行うにあたり、単純に娑婆の求職者が応募しHWで紹介状を発行してもらい、面接日を決めてもらったうえで事業所に面接に出かけるようなワケにはゆかない。
 私が刑務所サイドにいて、ハローワークと保護観察所に今回もう一つ加えて(財)就労支援機構にもご協力をお願いしての釈放前所内面接を行うことにした。その環境作りのために事業所に出向き事の次第の説明をすることにしたのが本日の出来事である。いわば戦略的作戦であろうか。

 自分の周りの人たちの口からよく聞く言葉に、ファシリテーターやコーディネーターやらディレクターやらプロデュースとかなんだかよく理解できない立ち位置での仕事があるみたいで、人のお話の中でそれらの言葉が出てくると、わからなくなり、もうそれだけで、参りました・・と白旗を掲げて現場から立ち去りたい気持ちにかられる。よって面倒くさいそのような話の輪に入ることはない。ないが、近頃自分が動くのに、筋書きを立てて企画をし、それを実行するために法務省サイドと厚労省サイドの顔を立てるべくプランを練り込み、出演者に了解を得て且つ要望をお聞きし、再度出演者の満足感を高めるべく摺り合わせを行う。最終の出来上がり図を考えながら、皆さんの落し場所を模索している、かのようである。だから、出演者は何も考えることなく自分の用意したセリフだけ喋ってくれればそれでエエ・・・と。そして最終的には事業所から本人へはもとより採否通知がHWに送られることとなり。その文書には○月○日採用、賃金△△万円、雇用形態××員と記されている。それで、次が保護観察所が動き就労支援機構が動いて助成金等のことに移る・・・。このようにうまく回ることを願っている。
 ところで、フト思うのに、エ~ッ・・と、私は元来ハローワーク担当がやるべき仕事を奪い取り、刑務所の仕事に保護観察所の仕事、次いで支援機構の方々のやるべきお仕事も一挙にやってることとなるが、つまり私に付き合ってもらうのに皆さんを振り回すことになるが、気分が悪かろうと思ったりして・・・。こんなジイにかき回されて至極ありがた迷惑・・だとか。
 稲穂が実ると穂が垂れる。でも自分は稔の穂ほどにはなく、年相応にしても頭を垂れる所作なく頭を持ち上げておる。Why?腰痛対策である。腰を曲げ頭を垂れる歩き方の方が痛みが和らぐものの、やっぱり痛みを伴うが胸を張って垂れることなく歩きたいと・・・。
 夕方6時頃、自宅から1km離れた場所にある老人福祉施設からド~ンド~ンと合図の音が大きく響いてきた。今日は恒例の福祉施設の夏祭りの日である。そして夜9時なると花火が上がった。カ~サンや早くしないと・・・、ちょっと待ってよ・・蚊取り線香に火をつけて持って出るから・・・
 今年は何発上がるんだろうか。。。?
 
 
 
 
 
 
… で終わり。
 奥さんは意気揚々と蚊取り線香つけてドアを開けたが、見たのは・・・何発だったか・・
 今夏は9時開始で打上げ終了は9時5分のたったの5分間だけであった。この施設は今年も相当節約をしている。でも文句は言えない・・「こころ塾」の企業契約先でもあるからね。