年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

お弁当

2011-02-16 21:17:29 | Weblog
 現職時代の職場では、私には自宅から持ってきたお弁当を食べるなどまったく経験がなかった。だから自宅から持参した+カラフルなお弁当を食べている人を見ると、いつか自分もそうありたいと願望していた。なぜならば私はいつも外を走り回っていたし、単身赴任や出張が多く自宅から仕事に行くなどは少なかったからお弁当を食べる機会がなくいつも喫茶店とか店を利用していたからである。現在の職を得て今初めて毎日妻製作弁当を食べているのだ。おかずは前夜の残り物が多いようだけれど、私が文句を言ったことはないし要望としてアレ入れてコレ入れてなどと注文付けたこともない。しかし先日、昼休み時間に同僚と、旅行の話になって駅弁はどこの駅の何が美味いか、の自慢会になった。あそこの肉弁当がよいとか、鱒寿司がいいとか、鳥飯が良いとか祭り寿司が良いとか、かに弁当、いくら弁当、ご当地醤油メシ、たこメシ、鯛めし弁当が侮れない、などと好き勝手放題にしゃべっている。フト、そのとき私の頭を掠めたのが、岡山・新見駅で停車時間の数分を使ってよく買っていたしいたけ弁当であった。甘辛く煮付けたしいたけをマルのままご飯に乗っけていたやつである。素朴な風味があったことを覚えている。で、早速それを妻に注文したわけである。作り方はいたって簡単。小ぶりなどんこをそのまま砂糖醤油みりんを昆布といっしょに煮込んで、弁当に乗っけるだけであるけれど今日の妻製作品は、ごはんの間に2層に渡ってサンドイッチ風に挟み込んで表面は卵の黄色とほうれん草の青色でどこかの国旗のようになっていた。食べるときふたを開けた瞬間、オオオっと感嘆符が付いてしまった。
                         
 食後は同僚といつも前にあるマックで120円コーヒーを飲む。小銭を出して紙コップに入れてもらったブラックのまま蓋なしでテーブルに運ぶ。そのとき、カウンター嬢は、他にご注文はございませんか・・・などといつも言ってくれるので、私は、いつも答えている。そうですね、他にいるものは、とびっきりの笑顔だけ下さい・・・と言ってるもんだから、お店の人に嫌われるのかもしれない・・・ア~ァ