年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

やっぱりコミュニケーション力について考える

2011-02-03 21:31:32 | Weblog
                             
 どうもこの頃このコミュニケーション能力がどうだこうだということを耳にしたり読んだりすることが増えた。一般的には傾聴することが大事だとか、と言っている。しかし私にはどうもこのような風説?が気にかかる。聴くことよりもむしろ、相手の仕草や匂い立つもの、顔の表情とか身振り手振りとか話し方とか言葉の選び方とか目線の動きとか全体から伝わってくるものを、嗅ぎ取る能力こそが、コミュニケーション力ではないのかと思った。今日の夕方、若い聾唖者が来られて手話を交えながら笑顔で楽しそうに相談員さんと話していられるのを横で見かけたからである。決して言葉を中心に相手に伝えることより、顔や手や身体全体で伝えることで手話を知らない私までなんとなく理解が出来たように思えた時間帯があった。
 コタツに入り横になってNHKを眺めていると引きこもりの人がクローズアップ現代に登場されていた。引きこもる人を社会に出そうとがんばっている人もいれば、社会に出て行く不安を一杯抱えている人がいる。社会に出て行く不安を持つ人が、なんとか社会に適合するべくチャンスを伺っている。今度こそ失敗すれば一生自分の部屋から脱出できないのではないか…などと。私たちの失敗は、人と常に交わらなければ仕事ではない、などの仕事に対するイメージの刷り込みがあるのではないか…などと疑問に思う。じゃ人と交わる機会の少ない仕事を開拓して、その仕事の能力を高める訓練をする場を作ると、どうなるかなぁ…などと横になったまま考えた。失敗してナンボのしごとはないのだろうか。オセロのごとく黒がいっぺんに白になるような感じの。
 8時に次男から電話あり。羽田空港にいて今から札幌に道民だからAirDoで帰るという。東京で昨日からシンポジュウムがあり出席していたらしい。昨夜は新橋で飲んで11時頃長男の自宅で泊まらせてもらったとか、東京は札幌より寒いとか受話器から聞こえた。ついでに、出発ロビーのアッパーデッキにあるグリル通りで12月に行った際お母さんとそこでご飯食べたよ・・と言うと、次男はコンビニで弁当買ったよ、と返事があった。せっかくだからうまいものを食べるといいのに…