YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

左肩の動き (テイクバックとダウンスイング)

2010-04-30 23:52:03 | 我流ゴルフ理論
肩の動きは、ボールを打つ事と直接関係無いので意識する事は無い。野球等と違ってゴルフの場合、トップで切り返す動作があるために、ダウンスイングの方向に、つまりインからボールに向かって動く様な感覚を持ってしまう時がある。(私だけかもしれないが)

しかし、バックスイングが90度までであれば、背骨の軸に対して回転するので、左肩はバックスイングは右下に向かって下がるだけ、ダウンスイングでは、左上(アドレスのポジション)へ戻る動き、つまりボールから離れる様に、左上に上げる様に、の動きにならなければならない。

『我流ゴルフ理論(1)Stack and Tilt』では、重要なテイクバックの左肩を下げる動きを書き忘れている。(本日追記)昨年の時点では、私自身、左肩の動きの意識が無かったのだと思う。テイクバックの左肩を下げる動きが正しく出来た上で、ダウンスイングパスの正しい左肩の動き、ボールから離れて左上にという動きが出来るのである。

インパクトでスクエアになる為に肩はトップから開く動きになるのである。幾何学的には当たり前なのだが、スイングを作ろうと思って、意識的に練習する時には、キチンとした理解が必要である。スクエアに戻るだけのだが、トップからは開く事で、腕の動きが自由になる。

Pawn Stars

2010-04-30 06:44:03 | アメリカのテレビ番組
最近めっきりテレビを観なくなり、眠気を催す為に寝酒の様にちょっとだけ観る位になっている。短時間なのでチャンネルサーフィンでさえもピッキィになり、ニュース番組を数チャンネル、ゴルフチャンネル、そして Discovery Channel や History Channel と選択肢も限られている。

でも思わず見入ってしまうのが、 History Channel の Pawn Stars だ。アメリカ人が発音しても思わず「ポルノ スターズ」と間違えそうな番組名なのだが、ラスベガスに実存する"Pawn Shop"(質屋)を舞台としたリアリティー番組である。質屋に持ち込まれる様々な品物の査定と値決めのやり取りといった内容である。1話30分完結で、3点くらいの商品が登場する。

持ち込まれるものは、アメリカの歴史絡み、建国してからの歴史が浅いので、普通の人が何気に持ってたりする。古い銃刀類も多く、大砲、ライフル、ピストル、ナイフ、中世の鎧と何でもありである。大砲などは、実射出来るものが価値があると言う事で、ネバダの砂漠で試し打ちしたりして、下手な歴ドキュメンタリーより面白かったりする。

クラシックな車やオートバイ、ジュークボックス等、レストアが必要なものも興味深い。いつも登場するレストア屋が、ガラクタ同然のものを見事に蘇させる。楽器では、ギターが多いのだが、レスポールやテレキャスターの蘊蓄が増えたりする。後は、ゲテもの、ボート、熱気球等、何が持ち込まれるか予想が出来ない。

質屋といえば、やはり外せないのがフェイクであろう。家宝の様なものが思い切り偽物だったりするのも、ややギルティープレジャーではあるが、持ち込んだ顧客の反応に笑える。

これまでで記憶にある商品は、オランダ東インド会社所有の船のベル。顧客がインドネシアで買ったもので、難破船からの曳き上げたにしてはきれいであったので偽物くさかったのであるが、アジアでの難破船は座礁しているものも多くて、難破後直ぐに金目のものはとられて、保存の物も多いそうである。もう一つは、アメリカでは署名の代名詞にもなる、John Hancock 直筆の債券というのもあった。

ラスベガスも15年も行っていないが、次回は是非この質屋も立ち寄ってみたい。番組放映開始以来、来客が10倍増えたそうだ。