YS Journal アメリカからの雑感

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The wall Street Journal 配達されず

2010-04-14 10:06:52 | 雑記
いつも午前5時には配達されている WSJ が、昨日は8時過ぎ、今日は何と配達されず、変わりに間違って3軒先の Financial Times が午前中遅くに(時間不明)配達されるという事態が起きた。

昨年暮れ、配達された新聞に、配達人お手製のお願いが入っていた。その白黒のコピー(その上レター版の半分の大きさ)には、夫婦で新聞配達をしているという簡単な自己紹介がしてあり、もし何か不手際があったら、先ず、夫婦のどちらかに電話をくれというお願いであった。そして、必ず何とかすると決意が述べてあった。

更に、もし、何らかのクレームが直接新聞社にいくと一つのクレームで $5 という莫大なクレーム費 (enormous fee of $5.00) を理由を問わず取られるというのがお願いの理由で、新聞一部の配達の手数料は、$0.28 であり、一回のクレームで約20回(正確には、17.85回)配達が只働きになってしまうと、やや浪花節調の説明が付いていた。

このお願いを読んだ時に、私は思わず、配達人に電話をして、感謝と激励の気持を伝えた。(向こうの反応は最初、何のクレームだろうという感じであったが)

という事で、二日続けて不手際があったので、先ず、電話をしてみた。そしたら何とこの人、今週から配達する新聞を WSJ から New York Times に鞍替えして、別の配達人になったそうだ。新しい配達人にとって馴染みの無いルートなので2,3日大目に見てやってくれとお願いされてしまった。優しい配達人であった。彼に敬意を表して今週一杯様子を見る事にしよう。

この前 WSJ 配達人によると、WSJ より New York Times の条件の方が良いそうだ。WSJ の方がこの経済状態でも部数が伸び業績が良いのだが、配達コストも厳しく管理しているのも要因かもしれない。やっぱり、リベラルな New York Times は労働者に優しいのだろうか?