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我流ゴルフ理論(1)Stack and Tilt

2009-11-19 09:16:26 | 我流ゴルフ理論
ゴルフ始めた翌年(10年以上前)に、シカゴでアメリカ人インストラクターによるプライベートレッスンを一年程をとりました。今思えば、全くお金の無駄でした。私が初心者だった事もあり基本以外は何も教えてもらえませんでした。体型もパワーも違う事もあり,彼のスイングが参考になる訳でもなく、デトロイトに引越し疎遠になりました。

それ以来、全くの我流です。とは言っても、自分で作り上げた訳でなく、いろんな理論や技術論の寄せ集めて自分の感覚に会ったものを手当たり次第に試して、何年も試行錯誤しました。そして行き着いたのが、Stack and Tiltです。一年半程前に、Golf Digestで知り、直ぐにDVDを購入しました。、理論がシンプルです。残念ながらStack and Tiltを教えるインストラクターを近くで探したのですが見つからず、自己流でマスターを目指しております。

DVDの出来はお世辞にも良いとは言ないので、解説書が出るのを待っていたのですが、やっと出版されました。(Stack and Tilt の本 )評判も良さそうなので、早速注文しました。現在、楽しみに待っております。

では、Stack and Tiltとは、どんなスイングなのでしょうか?

Stack:まず,正面から見た体の中心線、両肩と腰の真ん中を結ぶ線(正目から観た背骨の線)が垂直である。そして、ここ肝心なのですが、この正面から見た背骨の垂直をスイング中に変えない。又,横から見た背骨の傾きもスイング中変えない。当然頭も中心線上であるが,スイング連られて回転をするので、頭を残す、動かさないとはちょっとが違う。

Tilt:スイング中ずっとStackしているために、感覚的にはバックスイングで左に傾き、フィニッシュでは反返った感じになる。

具体的にどのようなスイングになるのでしょうか?(私は右利きです。)

1 アドレスでは,やや左足に体重をかける。左足体重は、スイング中変わらない。
2 テイクバックでは、左肩を下に動かす。左腰も同様に下に動く。左膝はボールに向かって曲げる。(自然にそうなる)
3 手は体を離れ無いように、内側に引く。
4 テイクバックで右足(右膝)を伸ばすことで、腰の回転をし易くする。
(追記(4/30/10): 左肩を下ろす。背骨の軸を中心にテイクバックすると必然なのだが、感覚的にも下ろす事を意識する。)
5 左足を踏みつける感覚でダウンスイングを開始。
6 インパクトは、両腕ともアドレス再現。よって両手とも伸びた状態。
7 インパクト後、右足を押し込むように、腰をリリースさせていく。

左足体重なので、ギッタンバッコンな感じがしますが、ダウンスイングからインパクトにかけて左足体重を意識すれば、右に体重が戻らず、明治の大砲にならなくてすみます。トップに行くまでは、リバースピボットなのですが、Stackしている事で、上体が伸びないので、左足に体重を掛け続けられます。

私の場合、体が硬いので腰の動きを大きくすとつられて上体も動くので、7の腰のリリースは小さくするようにしております。この辺は、次回で話題にする後藤 修の「スクェア打法」とのハイブリッドな所です。

日本では、Stack and Tiltがどこまで浸透しているか知らないのですが、グーグルでもしてもらえば映像も一杯あります。