YS Journal アメリカからの雑感

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PING G15 9゜Project X 6.0

2010-03-31 21:08:20 | ゴルフ
冬の間、通っているドーム式の打っ放し (Driving Range) で、Ping の無料フィッティングが今週月曜に有る事を知り、勢い込んで行って来た。

予約よりちょっと早めに着いたので、他の人がフィッティングをしている間に、ウームアップしていたのだが、力が入り過ぎたうえに打ち過ぎで、自分順番が来た時には少しバテ気味。

Ping のアイアンには余り興味が無いので、ドライバーだけやってもらった。

ドームで70ヤード程しか球筋が見えない事もあり、Vector というアナライザーでの球筋をコンピューターでチェックしながらのセッションだった。

PING(というか、契約している近くのゴルフ場から)の人が二人。一人はベテラン、もう一人は若いあんちゃんで見習い中という感じ。このあんちゃんが取り敢えず対応してくれた。

先ず、自分のドライバー(Callaway Hyper X Tour Driver Stiff 9゜)を打つのだが、力んでいるせいか、いつもよりやや低めの打ち出し角度。スピン量も多い。

打ち出し角が低いという事で、最初にロフト11.5゜をトライ、相変わらず打ち出しは低く、スピン量も変わらず。そこで、あんちゃんがベテランに相談して、ロフト9゜のスピン量を押さえるシャフトに変える。

何発か打っても変化が無い。ここでベテラン登場。先ず、ポスチャーを右の傾ける様に言われてる。アドレスが気持悪くて、2,3発チョロ。

Stack & Tiltを2年もやっていてやっと馴染んできたので、左体重じゃ無いと打てないと言うと、ベテランのおやじから「データ見ると Stack & Tilt は上手くいってるねー」ときつい皮肉の洗礼。「Stack & Tilt は忘れろ」という追い打ちも。

スイングスピードは、95 M/H (42.2 m/s) なのだが、打ち上げ角度が 10゜しかなく、スピン量が 3,300 RPM もあり、絶望的な飛距離 (キャリーで190 Yards)。(ホンマかいな?)そこで、おやじが見本スイングという事で、私と同じスイングスピードで(この辺はプロを感じた)、同じドライバーを打つと、14゜の打ち出しで、2,700 RPM 、230 Yard のキャリー。同じスイングスピードでの比較なので「スイングのポテシャルはあるね」とニヤニヤしながら慰めてくれた。

顔で笑って、心で怒りながら、「スイングパスの調整でやれはず」と反論し、調整しながら打ち込んでいくうちに、おやじと同じ様なデータが出だした。それで、この9゜のコンビネーションが良いという結論になった。(ベストは、14.9゜の打ち出し、2,850 RPM 、222 Yard のキャリー)

という事で、Ping G15 9゜Project X 6.0 (Graphite)に決定。(そう言えば、長さが書いてないが、普通の45インチだと思う)

でも買いません。($299、ちなみに)

これなら、今のドライバーと基本的に同じではないか!? スイングパスを変えた後での自分のドライバーのデータはチェック出来なかったが、感触は自分のドライバーの方が良い感じだった。

ドームが文字通り畳まれる前に、もう一度行って、打ち出し角を確認(ドームの向こう側に当たった高さで)する予定だ。

おやじに皮肉は言われたものの、データを見るのは役に立った。このオフシーズンはドライバーが随分コンスタントに打てる様になって喜んでいたのだが、必ずしも飛距離に繋がらないという事が分かった事は大収穫。即売会ではないので、気楽なのもプラス。

スイングを調整しながら打っている時に、バックススイングでピックアップし過ぎていた事、フォローを低く取ろうとし過ぎていた事に気づいた。(アイアンでは良いのだが、ドライバーではだめ)帰ってきて、早速、地下室素振りしながら、スイングパス調整後のスイングを再確認してみた。良い感じ。

「Stack & Tilt は忘れろ」の言葉を心に刻みつつ、Stack & Tilt で勝負の年との思いを強くしたPing の無料フィッティングであった。

4月4日の日曜日に今シーズンの初ラウンド予定。前日土曜日はドームで、ドライバーの打ち出し角、確認して臨む予定だ。