YS Journal アメリカからの雑感

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デトロイト ダウンタウン

2010-03-12 21:28:11 | ミシガン関連
今週の火曜日に、デトロイト ダウンタウンに2回いくと経験をした。午前中にルネッサンスセンターにあるデトロイト総領事館に娘のパスポート更新申請と家内の相続関する書類の署名証明取得(時間が掛かかる事があるので予約制と事)に、夕方は、Red Wings 観戦だ。

GMは本社をルネッサンスセンターに残す事を決めたが、人員削減は続いているようで一段と閑散としていた。2006年にスーパーボールが Ford Field で行われた時にルネッサンスセンターに開店したジャズバー Seldom Blue が閉まっていた。(ホームページが未だ生きているのが哀しい)ついに一度も行かずじまいだった。閉鎖はニュースで知っていたのでショックは無かったのだが、ロビーやデトロイトリバーに面した吹き抜けの店もいくつか閉まっており、限界都市の限界ビィルディングの様相を呈してきた。

夕方の Red Wings は、西地区でプレーオフの最後のスポットを争っているカルガリーに惜敗。観客はいつもの様にほぼ満員だたのだが、行きも帰りもスムーズで、これはこれで寂しいものだ。

Red Wings の本拠地である Joe Louis Arena は老朽化が進んでいることや、リースの関係で、来シーズンはどこでプレーするか決定していない。又、Joe Louis Arenaは、毎年一月に開催されるデトロイトオートショー会場の、こちらも老朽化が激しい Cobo Hall と隣接している。このようなややこしい要因が複雑に絡まって、都市再開発どころか Red Wings の来シーズンの本拠地も不透明になってきている。

一方で、第二次世界大戦後の広島やベルリンの様に、デトロイト、特にリバーフロントを廃墟(スクラップ&ビルドで刷新という意味ですが、なぜか ruin を使っていた。心情的には理解出来る)にして、立て直せと主張する元気のよい実業家もいたりする。(記事はこちら)

どうなる事やら。