YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

ミシェル・ウィー

2010-03-29 10:29:58 | ゴルフ
昨晩夜中に、LPGA の再放送を観ていたのだが、ミシェル・ウィーがペナルティーの事で、、揉めていた。

状況はこうだ。ハザード内で水に半分使っているボールを打った。スタンスは右足が水の中、左足が斜面(どちらもハザード内)で、バンカーショットの様にブラスショットをしたのだが、ボールは一度ハザードを出たが、斜面を転がって再びハザード内の斜面に止まった。打った後で、彼女はクラブを杖の様にハザード内に付いてしまった。

競技審判員との話し合いは、ラウンド終了後、ビデオを観ながら、約20分程続いた。

ミシェル・ウィーの言い分は、打った直後水しぶきが激しく(事実その通り)目をつぶった事でバランスを崩しそうになり、思わずクラブで体を支えたと言うもの。

審判員の言い分は、スタンスは安定しており、故意では無いにしてもグラウンドであるので、ペナルティーストロークを付け足す必要があるとのもの。

映像を見る限り、ミシェル・ウィーに地面を検分する意図の無い事は明らかであるが、バランスを崩してクラブで支えたというのには、ちょっと無理がある。結局、ペナルティーストローク2打を加算してホールアウト。2位タイが6位タイ、金額で約10万ドル(約900万円)の損失となった。

ゴルファーとして、意図的でないハサード内のグラウンドでペナルティーを取られる事は、承服し難いのは痛い程分かるのであるが、20分も議論しているミシェル・ウィーの姿を見て、情けないやら、悲しいやら。

お金が惜しい訳でも、順位にこだわる訳でもないと思うのに、なぜ、あんなに頑なにペナルティーを否定しなければならないのだろう。自分の意図が無い事とルールは別物である。即座に自分の解釈の誤りを謝罪していれば、印象はもっと良くなるはずである。折角昨年初優勝をし、キャリアリハビリも順調だっただけに残念である。

スタンフォード出身(ミシェル・ウィーは在学中)のゴルファーは、ちょっと祟られてるか?(というより、自業自得か、タイガーも)

Michelle Wie's expensive penaltyの記事 (映像は発見出来ず)