03826 韓国新羅神社とグロ
島根県大田市五十猛町大浦
韓国のソシモリに息子のイタケルノミコト(五十猛命)とともに降臨したスサノオノミコトが渡来した日本の地は島根県太田市大浦の地だったとされる。
大浦の港は韓浦といわれ、韓国新羅神社は漁港の西側にあり、背後の山は韓郷山といい
新羅からの渡来人が故郷を偲んだといわれる。
大陸から渡来し日本に帰化していった新羅のひとたちの心のよりどころだったと考えられよう。
新羅系、高麗系、任那系の氏族が祀った渡来系の新羅神社、高麗神社、任那神社、白髭神社、白鬚神社は各地にある。
太田市には韓国系の要素を色濃く残す「グロ」とよぶ、左義長に似た神事が行なわれる。 新年の伝統行事で、千木(せんぼく)と呼ぶ高い竹を切ってたてる。この千木に神が降臨する。これを囲んで周囲を円く木をたてたあとに壁を笹で覆い、屋根を茣蓙むしろで葺く。
こうしてできたグロに歳徳神を祀り、囲炉裏をきって一晩中火をたいて暖をとる。
グロの中で火にあたり、この火で焼いたものを食べると一年間病気をせず、大漁に恵まれるという言い伝えがある。14日の夜には、千歳祭を行い15日には解体してトンド焼きをして歳徳神を送り行事は終わる。
島根県大田市五十猛町大浦
韓国のソシモリに息子のイタケルノミコト(五十猛命)とともに降臨したスサノオノミコトが渡来した日本の地は島根県太田市大浦の地だったとされる。
大浦の港は韓浦といわれ、韓国新羅神社は漁港の西側にあり、背後の山は韓郷山といい
新羅からの渡来人が故郷を偲んだといわれる。
大陸から渡来し日本に帰化していった新羅のひとたちの心のよりどころだったと考えられよう。
新羅系、高麗系、任那系の氏族が祀った渡来系の新羅神社、高麗神社、任那神社、白髭神社、白鬚神社は各地にある。
太田市には韓国系の要素を色濃く残す「グロ」とよぶ、左義長に似た神事が行なわれる。 新年の伝統行事で、千木(せんぼく)と呼ぶ高い竹を切ってたてる。この千木に神が降臨する。これを囲んで周囲を円く木をたてたあとに壁を笹で覆い、屋根を茣蓙むしろで葺く。
こうしてできたグロに歳徳神を祀り、囲炉裏をきって一晩中火をたいて暖をとる。
グロの中で火にあたり、この火で焼いたものを食べると一年間病気をせず、大漁に恵まれるという言い伝えがある。14日の夜には、千歳祭を行い15日には解体してトンド焼きをして歳徳神を送り行事は終わる。