暘州通信

日本の山車

00956 植木神社祇園祭

2006年08月12日 | 日本の山車
00956 植木神社祇園祭
三重県伊賀市平田(旧大山田村)
植木神社
祭は7月下旬。
楼車(だんじり)3臺を曳く。

□山車
楼車
・三重県上野市

□汎論

伊賀市平田(旧大山田村)には立派な山車がある。楼車と書きだんじりと読んでいるのは伊賀上野の山車の呼び方と同じである。
植木神社の祇園祭は寛弘元年(1004年)、村人が播磨国広峰山より牛頭天王を勧請して疫病の退散を祈ったことに始まるといわれる。

播磨国広峰山の広峰社(祭神素盞嗚命)は、吉備真備公が、疫隈国社を広島県福山市新市町にある素盞嗚神社(疫隈国社)より分祀し、天平6年(734年)に移したものといわれている。疫隈国社は延喜式神名帳にのる古社で、備後一ノ宮でもある。
広峰社伝によれば、天平5年(733年)3月18日、吉備真備公は唐より帰朝して、
白幣山神社を造営したのが創祀といい、のち天禄3年(972年)に白幣山より現社地の広峰山に遷したものである。
貞観18年(876年)僧円如が播磨国広峰から山城国八坂郷に遷したのが現在の京都八坂神社である。広峰山は八坂神社の元宮という。
伊賀市平田の創祀は相当古い起源がありそうである。



01160 尾西起の巻藁船

2006年08月12日 | 日本の山車
01160 尾西起の巻藁船
一宮市(旧尾西市)起
一宮市(旧尾西市)の西にある起は木曽川に面し、北側には濃尾大橋が架かっている。
愛知県津島神社の天王川で曳かれるのと同じような堤燈で飾った川舟がでた。

□参考
巻藁舟
・愛知県津島市
・愛知県常滑市
・岐阜県笠松町
・岐阜県川島町
・愛知県江南市草井
・愛知県犬山市
・岐阜県各務原市苧ヶ瀬池
・岐阜県瑞浪市細久手


00416 刈谷祭

2006年08月12日 | 日本の山車
00416 刈谷祭
愛知県刈谷市
神明神社
□祭
春の金刀毘羅神社祭、秋の神明社の祭に曳く。

□山車

・小垣江

□汎論
天保年間には、

・上組
・地内組
・中組
・下組
・新田組の

 上記5組の山車が曳かれていたようである。「祭礼に鉾狂言を……」の記録があるがどの山車を指すものか不明である。
 のち、江戸時代末期から未時期には山車のない状態がつづいていたが、市原稲荷神社の祭で曳かれていた山車が譲渡され、個人取得して所有していたものが旧小垣江の山車だったことが判明。所有者の好意で寄贈があり、これに修復を行なって再び神明社の祭に曳くようになった。
 最近発見された『記録帳』に、かって小垣江村(現刈谷市)にあったもう一臺の山車は譲渡されその代金で金刀毘羅神社の社殿を建替えられたことがわかった。平成11年に曳行が復活した小垣江の山車は秋の神明神社祭と、春の金刀毘羅神社祭の両方の祭に曳かれる。





●804 岐阜県の裏金

2006年08月12日 | 行政・司法問題
□12日、てらまちさんのブログに次の記事が掲載された。
□「昨日は、14日月曜日に梶原前知事を告発すると報道機関に伝えたら、連絡がひっきりなし。」
  昨日のブログを参照
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/98a0620cbf256416b5eafb6111dc699d
□淡々と述べられているがこれは相当に勇気の要る行為だ。
□本来裏金が発覚した時点で古田肇岐阜県知事は梶原拓岐阜県知事を告発・告訴すべきだった。
□裏金の露見以来の岐阜県知事のとった行為はいっぺんに色あせてしまう。
□これまでの推移をみてくると、岐阜県警はすでに2月頃にはおぼろげに? 裏金の存在を知っており、内密に捜査をすすめていたと報道されている。
□すくなくとも、過去6ヶ月のあいだに岐阜県警は独自に裏金の事実を把握していた。
□ひそかに捜査に情報提供した岐阜県職員は相当数いるはず。
□しかし、岐阜県警は沈黙居士。
□これがまた、いろいろな憶測を生み岐阜県民の岐阜県警不信を増幅させた。
□岐阜県警の無言の示唆に敏感な岐阜県職員らは、身の回りにある裏金資料を処分した。□うがった見方だが、裏金発覚以来組織された原副知事を長とする調査委員会はその廃棄の総点検作業をおこなったと見られている。
□告発が行なわれれば岐阜県警はその扱いに苦慮しそうだ。
□軽薄な梶原拓前知事の任意取調べるようなことになれば、ボロボロと連鎖する意外な人物が浮上する可能性が大きい。それが困るのだ。
□受理するか?
□受理しないか?
□困った挙句、告発状を受け取り、「あとは警察に任せてくださいと」といういうコメントをつけて、告発状をコピーして原本は返却というような常道を踏むのだろう。
□だが、てらまちさんはそのテには乗らないはず。
□岐阜検察庁に送検するまでの調書をとらせるはず。
□告発は熟慮断行の結果だから。
□岐阜県警に告発書を受理させるのはたいへんあことなのだ。
□なぜなら岐阜県警が捜査を始めれば「捕らえてみれば我子なり」がよくわかっているからだ。
□岐阜県と岐阜県警にまっこうから挑むのはたいへんなことなのだ。
□もし? 告発が受理されればどうなるか
□これまでの県民の不満は一気に古田肇知事への不信と批判が噴出することになろう。
□岐阜県の告発がてらまちさんよりあとになれば、古田肇知事の知事の座は一気に揺るぎかねない。
□嘘に嘘を重ねた梶原拓前知事の悪事はすでに実証された。
□てらまちさんは「岐阜県さんお先に告発しなさいよ」とすすめているのとおなじ。
□まさに鼎の軽重を問う、岐阜県知事の資質が試される重大な場面にかかってきた。
□岐阜県に残されたのはあと48時間だ。

04772 大鳥居八幡宮

2006年08月12日 | 日本の山車
04772 大鳥居八幡宮
静岡県森町
大鳥居八幡宮
□祭
10月中旬
屋臺1臺を曳く。

□山車

・八幡社 大鳥居
昭和54年の建造。工匠は安間宇太郎。
彫刻は早瀬宏。

昭和27年に町内の三倉より譲り受けたものを曳いていたが、54年に袋井市方丈に譲渡。