暘州通信

日本の山車

●821 梶原拓前岐阜県知事と高山市長の癒着 24

2006年08月29日 | 行政・司法問題
●821 梶原拓前岐阜県知事と高山市長の癒着 24

高山市に無断で借用地を転貸しか?

□高山市は飛騨くみあいミート株式会社が、目的事業め高山市冬頭町にある市有地を特別廉価で貸し付けている。
□貸付は平成15年3月31日までであり、ほぼ毎年更新されてきた。
□事業の目的は、法人登記定款によれば、食肉の流通、加工、卸売りである。屠畜は行なわない。当然屠畜場許可は受けていない。
□契約書には、目的事業以外の用途に供してはならないとあって、借用した土地の利用は食肉の流通、加工、卸売り限定されている。
□いったいどこで屠畜が行なわれているのだろう? これは大きな疑問であった。
□平成12年高山市は旧都市計画施設屠畜場を新都市計画施設・仮称新飛騨食肉センターに変更することとなり、都市計画法による告示と公告、縦覧をおこなった。
□旧屠畜場とはどこなのか? 縦覧図面を見ると、なんと! 飛騨くみあいミート株式会社に貸し付けてある土地のあたりである。
□高山市に問い合わせたのであるが、高山市は「飛騨くみあいミート株式会社に貸し付けている冬頭町の土地内には屠畜場はなく、農協系の経済連の土地内で屠畜業務が行なわれている」と回答し、疑問を一笑に付したのだった。
□ところがこのたび、都市計画審議会に屠畜場変更の伺いがされたとき、旧施設屠畜場は高山市が飛騨くみあいミート株式会社に貸し付けていた土地内にあり、屠畜事業を行なっていたのは飛騨ミート農業協同組合連合会だったことが判明した。とんでもない契約違反である。
□梶原拓岐阜県知事はこのありえない飛騨ミート農業協同組合連合会に対して屠畜場許可を与えていたというから問題がややこしくなった。
□しかし、岐阜県によると、土野守高山市長は平成7年頃、高山市条例(規則)をつくり、予算化することなく補助金まで交付していた実態が明るみに出た。
□つまり、高山市は飛騨くみあいミート株式会社に貸した土地が飛騨ミート農業協同組合連合会に転貸しされていた契約違反を知っていたのみならず、ヤミ補助金を交付していたというのである。

●820 梶原拓前岐阜県知事と高山市長の癒着 23

2006年08月29日 | 行政・司法問題
●820 梶原拓前岐阜県知事と高山市長の癒着 23
高山市都市計画施設・飛騨食肉センターにかかる疑惑を追求してきたのだが大変なことがわかってきた。

□高山市都市計画施設・飛騨食肉センター屠畜場である。高山市前原町10番1ほかにある。
□ところが飛騨食肉センターのほかにもう一個所あり、こちらにも岐阜県知事から屠畜場許可証が交付されていた。
□この屠畜場は飛騨ミート農業協同組合連合会が行なうもので、許可証によれば施設の所在地は高山市八日町327番地である。
□しかも高山市八日町327番地は一部露天の駐車場があるほかは更地である。
□建築物や構築物のたぐいは、舗装した駐車場があるほかはまったくの空地である。
□梶原拓岐阜県知事は、現在わかっているだけでも、この屠畜場に約5億円弱(金額・交付年月日は判明している)の補助金を交付した。
□しかも、その補助金の名目は食肉の流通整備事業であって、屠畜事業に交付されたものではない。