暘州通信

日本の山車

◆06227 住野神社祭

2012年02月15日 | 日本の山車
◆06227 住野神社祭
□社名 住野神社
□所在地 千葉県八街市
□祭神
□祭は十一月上旬。
□山車
屋臺
・八街は地区
 単層、白木造、なだらかな曲線の唐破風屋根を持つ屋臺。柱は六本、腰板の無い素通しの勾欄があり、二分割しさらに前部を三、後部を二に小分割し、柱の間隔もこれに相応して前三、対、後二となっている。全部は約一尺三寸(約四〇センチメートル)さげた差出造で、藝座の小太鼓がおかれ、お囃子が演奏される。下臺前後は幕で覆われるが、本座と差出部の段差部分は紫色の幕で覆う。大太鼓は後陣右側に取り付けられるが、居囃子演奏のときには山車の外部左側にも置かれる。屋臺の軒は奉賛者名が記された御用提燈でぎっしりと埋め尽くされる。驚くのは屋臺に乗り込む囃子方がほとんど女性で、桜吹雪を思わせる華やかな上着に黒い胸当て、黒いかるさん姿で演奏する。屋臺の曳子の多いことも特筆されるが、辻々に屋臺を止め、手古舞が披露されるが、ちいさな子供たちも加わり、手に緋色の扇を持って、賑やかに舞う。近年は少子化で祭礼参加者の減少がね(順不同)涸れるが、当地区の祭礼は非常に多くの参加者があり、女性や子供が多く、活発なお祭となっている。