暘州通信

日本の山車

◆04465 諏訪神社祭

2011年02月23日 | 日本の山車
◆04465 諏訪神社祭
□社名 諏訪神社
□所在地 湖西市(旧新居町)仲町
□祭神
タケミナカタノミコト 建御名方命
ヤサカトメノイコト 八坂刀賣命
合祀 
天照大神
豐受大神
事代主神
大己貴神
合祀
猿田彦神
少彦名神
武甕槌神
經津主神
合祀
伊弉諾尊
伊弉冉尊
田心姫命
湍津姫命
市杵嶋姫命
□祭は七月下旬。
□山車
山車(太鼓臺)が出る。
・仲町
・高見町
・上西町
・上田町
・仲田町
・源太山町
(順不同)
□汎論
 諏訪神社の創祀は古く、社記によれば景行天皇十九年の創祀とあり延喜式神名帳に記載される古社である。新居宿の総氏神であり、延喜式内社浜名五座の一社として挙げられていた。しかし当社が諏訪神社と称するようになったのは、天正十年の天目山の戦のあと、山本勘助の家臣であった井口嘉末が信州の諏訪大明神を勧請してからのようである。それ以前には、【猪鼻湖神社】と言いサルタヒコノカミ(猿田彦神)を祭神としていたと伝わる。猶現在は不明になっているが、萬度水神社があり、オオワタツミノカミ(大綿津見神)・ウミサチヒコノカミ(海幸彦神)、アマテラスオオミカミ(天照大神)をまつっていたとの伝承がある。
 祭には太鼓臺を曳き、名物の手筒花火が披露される。
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/

◇式内社・旦飯野神社/新潟市
2011/2/23(水) 午前 8:45
... 石動神社、十二神社を合祀した。 社殿は、文化8年(1811)に焼失。明治12年再建。明治30年(1897)改築。 境内に、神明神社、天満宮がある。 「越後国式内神社考證」には朝日の旦飯野神社を平安時代の「延喜式」の式内社としている。 論社として ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/rekisi1961/51692340.html

◇伊達神社 (色麻町)
2011/2/21(月) 午後 10:11
... 石鳥居の横には、「式内 伊達神社」と刻まれた社号標。 社号標の側面には、「合祀神社 熊野社、塩竈社、田村社、今熊野社 八坂社二社、小河社 ... また鳥居が 「延喜式内名神大社 伊達神社」の扁額がかけられていた 社殿・拝殿 拝殿には ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/anaterasuoukami_76/2086213.html

◇小沢渡(こざわたり)町 六所神社(ろくしょじんじゃ)
2011/2/13(日) 午後 3:37
... 鎮座になっています 六所神社は、若宮八幡社、若宮明神社、天 神社、水 神社、天白社が明治 六年に、 八王子社を更に明治四十三年に合祀して、 村社  六所神社 としま し ... ます 「延喜式神明帳」にある 「遠江国 許部神社」 現在の「浜松八幡宮 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/takatsukakumano/7930955.html

◇物部神社・・・春日井市二子町の白山神社に合祀
2010/7/9(金) 午後 11:12
... 当白山神社は白山神社古墳の墳頂に鎮座している。後になって、そこへ物部神社と春日神社も合祀された。つまり、当社は白山神社であるが、同時に物部神社でもあり春日神社でもある ... 当社が延喜式神名帳にいう「春日部郡物部神社」のことなのかはっきりし ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/jk2hri2/25326277.html

◇延喜式内 速星神社
2008/12/8(月) 午後 5:03
... 前の延喜の代に制定せられた延喜式神名帳に、越中の国婦負郡七座小並速星神社とあるのが、この神社です。 この速星は、『はやほし』の、当て字で ... 倉稲魂神の、相殿に、諏訪社を合祀し社号を改めて、『速星神社』と、なりました。 近年台風にて ...
  http://blogs.yahoo.co.jp/miwawa_i/55839789.html

◆23887 クツ

2011年02月23日 | 日本の山車
◆23887 クツ
 福井県敦賀市では、【沓見の田植祭】賀行われ、およそ五メートルにも及ぶ、赤と青の御幣が担がれる。【クツ】という音を持つ語彙であるが、【沓】の文字を当て、沓を含む苗字や地名にもしばしば見られる。
 滋賀県の安曇川町(高島市)は、京都市、琵琶湖、越前方面への三岐点にあたり、ここに【朽木(くつき)】の集落がある。水の綺麗な川が流れ、夏には鮎の好釣場となり多くの釣り人が訪れる。安曇川は、この朽木の上流が【葛川(くづかわ)】で、やはり【クツ】の音感がある。
 「クツ」に葛を当てる名称も多いが、【葛城(かつらぎ)】ももとは「くつき」だったろうと考えられ、加茂、賀茂、鴨などの【カモ氏】と結びつく。
 岐阜県萩原町(下呂市)には久津八幡宮(くづはちまんぐう)があり、巨杉が茂る古社である。
 【傀儡(くぐつ)】は中国起源とも言われるが、「くぐつ」の語義は不明とされている。
 兵庫県の西宮にある西宮恵比寿神社は祭神が「コトシロヌシノミコト」で、全国に知られる屈指の【福神】で、新年の九、十日は福を求める参詣人ですごい人出になる。
 この西宮は【傀儡まわし】発祥の地といわれ、淡路島、徳島鳴門に行われる文楽人形はこの西宮恵比寿神社の傀儡まわしが始まりと言われる。
 各地にはいろいろな【からくり人形戯】が行われる。飛騨高山の春祭の、三番叟、猩々(龍神)、石橋。秋祭の、布袋は山車からくりとして有名で全国から多くの人々が訪れる。大分県、福岡県には古表神社、古要神社には古い歴史を持つ傀儡人形がある。本来動くはずの無い人形が動くのは【神慮】と受け止めるのである。
 朝鮮半島には【クツ、マツリ】が同じように等格に扱われ、【クツとはシャーマンのこと】だとされている。
 『魏志倭人伝』に【卑弥呼は鬼道を行う】との記述があることはよく知られるが、この【鬼道】の「鬼」とは、中国の鬼、すなわち【幽霊】のことで、いわゆる、「赤鬼・青鬼」などの鬼(おに)ではない。例として、中国の古典『聊齋志異』には多くの鬼(幽霊)が挙げられている。 「シャーマン」、「シャーマニズム」というのは日本人にはとかく理解しがたい。卑弥呼の行った鬼道とは想像もできないが、かなり日本人離れした思想であろう。
 しかし日常的につかっている、【精神的苦痛、肉体的苦痛】などんも「苦痛(くつう)」というような平易な言葉にも、単に「痛み、苦しい」のみではない深い思想が秘められていそうである。




◆01839 沓見の御幣

2011年02月23日 | 日本の山車
◆01839 沓見の御幣
□社名
男宮
信露貴彦神社(しろきひこじんじゃ)
女宮
久豆彌(くづね)
□所在地 福井県敦賀市
□汎論
 【沓見の田植祭】として行われる神事で、【男宮】とよばれる【信露貴彦神社(しろきひこじんじゃ)】からは、青く塗った御幣。【女宮】とよばれる【久豆彌(くずね)】からは、赤く塗った御幣が出る。
幣軸の長さは五メートルあまりある。
 【女宮】は現在久豆彌(くずね)】とよばれているが、もとは、【久豆彌(くづみ)】だったといわれ、「久豆彌」と書くべきところをのを「久豆禰(くづね)】と誤記したものがそのまま定着してしまったものである。

◆24477 神社という語彙

2011年02月23日 | 日本の山車
◆24477 神社という語彙
 これは仮説である。
 日本で【神社と言う語彙】が使われだしたのがいつごろからであろうか。歴史上日本に文字が伝えられたのは、應神天皇期十六年(二八五?。あるいは、四〇五とも)のことで、百済(くだら)の王仁(わに)が『論語』一〇巻と 『千字文([せんじもん)』一巻をわが国にもたらしたのを嚆矢としている。
 この説に従えば、【神社の表記】が行われるようになったのは、西暦二八五年、あるいは四〇五年以降ということになる。わが国の神社には、紀元前に創祀されたと伝える古社も多いが、文字の無い時期にどのようによばれていたかは想像もつかない。
 『出雲の國 風土記』(岩波古典文庫)が完成したのは、天平五年(七三三)である。これを見ると神を祀る場所の表記が、【神の杜】とあり、神社と言う語彙は見当たらない。
 これまでたびたび述べてきたように、古代には神を迎える場所は、山上のことが多く、ここに【磐座】や【神籬(ひもろぎ)】、【みあれ】を設けられ、またときに、自然石や古木、山そのものを御神体山として【神坐す場所】として崇めたが、時代が下がるにしたがって、山麓に社殿を設け、これを拝する拝殿が設けられるようになった。いわゆる、【里宮】である。
 【神の杜(かみのもり)】から【神の社(かみのもり・かみのやしろ)】へと祭祀が移り、多くは神も定住されるようになった。
 このような神社制度が定着したのはいつごろであろうか。
 諸説があるだろうが、おそらく七世紀前後ごろではないかと考えられる。そしてそれは、わが国に仏教が伝来し、寺院が建立された時代とほぼ重なるのではないだろうか。
 朝鮮半島には現在神社はないようであるが、子文献を見ると、わが国より古くから【神社】の語彙が見られ、【古代には神社が存在】していた。このように考えると、【神社という語彙】は大陸からの渡来文化かもしれない。

□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/

◇RE2:ユーラシア古代史の研究-騎馬・鉄器-
2008/9/24(水) 午後 7:34
... 非常に語彙も少なく単純な文法での会話なら ... 月山と羽黒山神社と酒田市にある飛鳥神社は一直線で結ぶ聖方位になることはご存知ですか。角度は少し小さめですが ... アレクサンドロスの東征は、  わが国が満洲から中央アジアへ回帰 ...