行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

コシアキトンボの雌

2016-07-09 20:00:37 | 昆虫
図鑑などでも
「都市部でもよく見られる黒色で腹部に白い帯があるトンボ。
池の水面近くを活発に飛び回る」と記載されているコシアキ(腰空き)トンボです。
しかし、これらはすべて雄についてのこと。
雌についての記載はあまりされていないようです。


コシアキトンボの雌。
林の中の上空を飛びまわり、
池など開けた場所に姿を現すことは少ないようで、
今まで、はっきり見たことはありませんでした。
初撮りです。


腹部は黒地に黄色、
そして黄色の部分に黒い切れ込みが入り、
雄とは明らかに違います。
翅の先端に黒褐色の斑があり、後翅の基部にも大きな黒色の斑が見られます。


コシアキトンボの雄、
こちらは6月~7月、ため池などに行くとよく目にすることができます。
薄暗いところで見ると、
腹部の白帯が腰が空いているように見えるので腰空きトンボです。


コシアキトンボ雄。、
透明の翅、後翅の基部の黒褐色の斑は雌雄共通、
翅の先端部の斑は雌に比べて薄く小さいようで、
あまり目立ちません。


やはり黒地に黄色のオオシオカラトンボの雌。
オオシオカラトンボも
雄は田んぼや小さな池の周囲にいますが
雌は林縁の木陰や草陰などによく見ます。


これもオオシオカラの雌、
田植えが終わったばかりの田んぼで産卵をした直後の個体、
翅が泥水で汚れています。


ついでにオオシオカラの雄、
田んぼに立った竹に翅を休めていました。
オオシオカラトンボも翅の先端部と基部に黒褐色の斑が見られます。


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