行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

白い葉の草とその花(ハツユキソウ、シロタエギク、ハンゲショウ)

2014-07-07 20:00:03 | 花,植物
この時期になると白い葉を持つ草が目につきます。
初雪草(ハツユキソウ)、白妙菊(シロタエギク)そして半夏生(ハンゲショウ)、
いずれも白い葉の植物です。
そして、それらの草にいずれも花が咲いていました(6/26)。


葉が白く色づき、
夏なのになぜかハツユキソウです。
ポインセチアの仲間、
ポインセチアと同じく主に葉を観賞する植物です。


暑くなる頃、緑の葉の縁が白く色づき
視覚的な涼しさを演出してくれます。


葉が白くなるのとほぼ同じ頃
白い小さな花を茎頂に咲かせますが
花はあまり目立ちません。


シロタエギク、
黄色のキク科らしい花を6月~7月に咲かせます。


しかし、基本は白い葉を観賞する植物、
寒さにも強く、長い間、葉が観賞できるようです。


茎や葉そして蕾が白く見えるのは
それらにびっしりと生えた白い繊毛によるものです。
実際は茎も葉も緑色なのです。


ハンゲショウ、
雑節の一つ半夏生の頃(7/2頃)に花を咲かせるのでこの名があります。
花が咲くと花近くの葉の上面が真っ白に染まります。
葉の片面だけが白くなるので半化粧(ハンゲショウ)、
片白草(カタシロクサ)の名もあります。


花は目立たなく地味なもの、
このハンゲショウ、葉が白くなるのは
地味な花をフォローし、受粉のための昆虫を集めるためだそうです。
すると、先のハツユキソウにも同じ要素があるものと思います。

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