行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

雌雄のアオモンイトトンボ

2023-12-05 20:00:10 | 昆虫
河川敷の草原にアオモンイトトンボ。
淡青緑色のもの、鮮やかな濃橙色のものまた連結したものなど、
多数のアオモンイトトンボが撮れたので、
雌雄の分別について、調査、勉強して見ました(9/21、22)。


アオモンイトトンボ♂1。
平地の池沼、水田、湿地などに生息、
北海道を除く日本全国で見られるアオモンイトトンボです。
オスの胸部は淡い青緑色です。


アオモンイトトンボ♂2。
オスの腹部第8、9節が鮮やかな空色をしていることがアオモンの名前の由来とのこと。
どのトンボにも共通することですが、
オスには腹部第2、3節下部辺りに出っ張り、副性器が見られます。


アオモンイトトンボ♀1。
オスとほぼ同色ですが、副性器が見られないのでメスです。
アオモンイトトンボのメスには、
オスとほぼ同じ色の同色型と緑褐色をした異色型の2タイプがあります。


アオモンイトトンボ♀2。
これも同色型のメスと思われますが胸部が水色です。
同色型のメスには胸部が淡緑色ものから水色ぽいものまで幅があるようです。


アオモンイトトンボ♀3。
いた場所が薄暗く、ピントがいま一つですが、
胸部が黄褐色で腹部側面が緑褐色の異色型のメスも写しました。


アオモンイトトンボ♀4。
頭部から胸部、腹部上部までが鮮やかな濃橙色、
成熟が進むと上の緑褐色になる異色型の若いメスです。


交尾の写真も撮りたく、翌日同じ場所に行って見ました。
鮮やかな濃橙色のメスと翅に傷みのない若いオスの
雌雄ともに若いカップルが撮れました。
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