行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ユリノキとコバンソウの花

2024-07-10 20:00:09 | 花,植物
5月6日、
歩道橋から街路樹のユリノキの花を。
そして歩道橋の植え込みに伸びたコバンソウを写しました。


5月6日の散歩道、
街路樹のユリノキに花が見られました。
高木で大きな葉に隠れて花がつくユリノキ、
下からでは花がとらえきれないので、
歩道橋に上がり、望遠ズームでねらって見ました。


咲きたてでしょうか、この花は緑色が強く出ています。
ユリノキ(百合の木)はモクレン科ユリノキ属に属する落葉高木。
花期は晩春から初夏、オレンジ色の斑紋をもつ黄緑色の花が上向きにつけますす。


花筒が浅く、少し扁平な花もありました。
学名はtulipifera (チューリップのような)、
花はユリというよりチューリップに似ています。
日本に渡来した明治時代はチューリップがまだ一般的ではなく、
和名はユリノキと命名されたそうです。


昨年の果実殻がまだ残っていました。
ユリノキの葉は左右が1~3回浅裂し、先端が少しくぼむ特徴的な形です。
この葉の形からハンテンボク(半纏木)の別名があります。


蕾も見つけました。


クジラ橋の植え込みの中にコバンソウがたくさんの穂をぶら下げていました。
背景に下道を走る車のテールランプの赤色をぼかして、
その花穂にピントを合わせて見ました。
コバンソウはイネ科コバンソウ属のヨーロッパ原産の1年生草本、
明治の初期、観賞用として導入されたようですが、
いまは雑草化しています。


5月9日の散歩道、
草原にコバンソウがたくさん生えていました。
いくつか小穂に、稲や麦の花にも似た淡黄色の小さな物体がついています。
コバンソウの花期は5~6月、これが花のようです。


小判形の小穂からコバンソウの名、
タワラムギの別名もあります。

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