小さな山の木陰道,
2枚だけの花びら,おもしろい形の花が咲いていました(8/7)。
花色は赤紫で,葉の形はすぐ横にあるキツネノマゴに似ています。
これはキツネノマゴの変種?と一瞬考えましたが,
それはないだろうということで家に戻り調べてみました。
ハグロソウ(葉黒草),やはりキツネノマゴ科の植物のようです。
関東以西の本州~九州に分布する多年草,
やや湿った林縁などの半日陰に7月~9月,
約2cmの上唇と下唇に分かれた淡紫色の花を咲かせます。
下唇のほうがやや大きく,花弁の内側には赤褐色の斑紋があるとあります。
まさしく,そんな場所に生えており,そんな形をした花です。
花のつく場所とてもユニークであまり見慣れない形のせいか,
とてもかわいい花に思えます。
写真は同類のキツネノマゴに混じって咲いていたハグロソウ,
キツネノマゴはまだ蕾です。
8月20日,キツネノマゴの花が咲いているところを探して撮ってみました。
キツネノマゴは夏の終わりの代表的な野の草花,
ハグロソウより少し遅れて花を付け出すようです。
ハグロソウに葉の形はよく似ています。
緑葉のどこに花付く はぐろそう
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