行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

クサノオウなど黄色の花

2024-06-20 20:00:26 | 花,植物
谷戸道にクサノオウの黄色の花を見つけました。
そこで、 黄色の花を写し集めて見ました(4/17.18)


谷戸の畑畦にクサノオウ、
濃緑の葉に黄色の花が映えていました。
クサノオウの名には諸説あるようですが、
古くから民間療法の薬草として、
幅広く使われていたことから「草の王」が分かりやすいようです。


ケシ科クサノオウ属の1年生(越年草)の草本、
花期は春~初夏、枝の先に直径2 cm程度の鮮やかな黄色の4弁花をつけます。


ヤマブキソウが
クサノオウによく似た黄色の4弁花をつけていました。
同じケシ科でヤマブキソウ属に分類されますが、
クサノオウ属とされる場合もあるようです。


バラ科ヤマブキの花もまだ咲いていました。
代表的な春の山野を染める黄色です。


八重のヤマブキの花もありました。
ヤマブキより濃い黄色で花期も少し遅いように思います。
太田道灌が山の中で雨に降られ、農家に蓑を借りに訪ねたら、
この短歌を渡されたという逸話、
「七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき」の
ヤマブキはこの八重花の山吹で、実がなりません。


水辺に早くもキショウブ(黄菖蒲)が咲いていました。
アヤメ科アヤメ属、
西アジアからヨーロッパ原産の多年草です。
栽培されていたものが日本全国の水辺や湿地で野生化、帰化化しています。


同じ水辺にキク科ニガナ属、
オオジシバリが花をたくさんつけていました。
日本全土のやや湿り気のある道ばたや水田などにごくふつうに見られ多年草です。
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