行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

4月の花に小さな虫

2024-06-25 20:00:49 | 花と虫
公園のコデマリの花に小さな甲虫が集団でいました(4/21)。


満開に咲いたコデマリを覗くと
小さな緑褐色の甲虫が動き回っていました。
長い後ろ足が特徴的、アシナガコガネと思われます。


アシナガコガネ、緑褐色のものと茶褐色ものがいました。、
交尾をしているものもいました。
コデマリ、オオデマリ、クリの花などによく集まるようです。


コデマリ(小手毬)はバラ科シモツケ属の落葉低木。
花期は4月、同属のユキヤナギより少し早く、よく似た白い小さな花を咲かせます。
コデマリが手毬のような丸い花序を枝の先端部分につけるのに対し、
ユキヤナギ(雪柳)は長く伸びた枝全体に白い花をびっしりとつけます。


コデマリにハナムグリも何匹か来ていました。
上写真はクロハナムグリ。
ハナムグリたちもコガネムシ科の甲虫です。


花壇のスミレの花にビロウドツリアブが吸蜜していました。
丸みのある体に茶褐色~淡褐色の毛がたくさん生えた姿に愛嬌を感じます。


尖った長い口吻を持ち、ホバリングをしながら様々な花で吸蜜します。
春にのみ現れ、日当たりの良い林縁などの地表近くに見られます。


同じ花壇、
オレンジ色のナスタチウムの花にヤブキリ幼虫がいました。
よく見ると他のナスタチウムにもヤブキリの幼虫がいます。
ナスタチウムはワサビのような爽やかな辛味があり、
サラダなどにして食用とされる花です。
幼虫の時は花を食べるヤブキリ、
人と同じくナスタチウムはおいしいようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする