行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キバナカタクリ

2024-06-13 20:00:46 | 花,植物
4月16日の城山公園の山斜面、
つい10日ほど前まで、紫色のカタクリが咲いていた近くに
黄色のカタクリがたくさん咲いていました。


キバナカタクリ(黄花片栗)。
北米が原産のカタクリ、
アメリカ・カナダの亜高山帯に分布、自生しています。
種は異なりますが、日本原産のカタクリと同じくユリ科カタクリ属です。


日本には園芸用として持ち込まれています。
日本産のカタクリが終わった頃に花が咲き、
色も黄色と目新しく、公園やカタクリ園などへの植栽が広まっています。
ヨウシュカタクリ、セイヨウカタクリとも呼ばれています。


露出をマイナス補正にして見ると、
花の黄色が少し濃く映りました。
キバナカタクリの方がカタクリより草丈が高く、
花径もカタクリが3~4cmに対し、キバナカタクリは4~6cmと大きい。


またカタクリは1つの株に花は1つですが、
キバナカタクリは2,3個の花がつきます。


キバナカタクリは球根が分球して増える力が強く、
分球で増えることの少ないカタクリに比べると繁殖力がかなり強くなります。
ちなみに、カタクリの種子が発芽して、
花が咲くようになるまで7年ほどかかるそうです。


キバナカタクリの近くに同じ黄色の花、
ケシ科ヤマブキソウが花をつけていました。
今年は例年より遅く、4月中旬が盛りとなりました。


自宅に戻って、
黄色つながりで、我が家の垣根のモッコウバラ(木香薔薇)を。
満開に咲いていました。
中国原産の常緑つる性の棘のないバラです。
世話いらずで、この時期になると毎年伸びた枝いっぱの花をつけます。
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