行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

オニヤンマとコオニヤンマ

2011-08-28 19:38:13 | 昆虫
子供の頃,なかなか捕ることができなかったオニヤンマを撮る事ができました。


オニヤンマは高いところを飛び,
なかなかとまらないトンボと思っていましたが,
川辺の草にぶら下がるようにとまりました。
オニヤンマにしては少し小さめと思いますが,
オニヤンマはこのようにぶら下がるようにとまり,
複眼と複眼がくっついているのが特徴です。
これは多分オニヤンマです。




よく似ているサナエトンボ科のコオニヤンマは石の上などにとまり,
複眼と複眼の間が離れているところ,
そしてオニヤンマに比べ頭が小さく,肩が大きく見えます。
写真は昨年の夏のものですが,
石の上そして木の杭にとまったコオニヤンマです。
複眼と複眼の間が離れ,肩が大きいのがよくわかります。




オニヤンマの産卵と思われます。
池横の湿地に尻尾をもぐらせ,
しばらくすると飛び立ち,また戻ってきて同じ場所に尻尾をもぐらせます。
一週間前にも同じ場所にこんなオニヤンマの姿を見ました。
同じ個体なのか,それともここはオニヤンマにとって
産卵に適した場所なのでしょうか。
この池,周囲10mちょっと,山の公園に造られた小さな雨水の貯まり池です。
冬には水が枯れてしまうこともあり,ヤゴがちゃんと育つかどうか心配です。
トンボの産卵といえば,
水の上に尻尾を落としながら産卵する姿は知られていますが,
こんな産卵の仕方もあるようです。

オニヤンマ明日なき沼に産卵す
とどまればまた戻り来るヤンマかな
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