行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヤブレガサとゼンマイそしてツグミ

2024-06-01 20:00:11 | 花と虫
4月8日の公園の山道散歩にて。


近くの公園の林の中にヤブレガサ(破れ傘)が出ていました
キク科ヤブレガサ属の多年草、
名の由来は春の新葉の頃の様子が破れた傘に似ることから。


ヤブレガサと同じ林の中にゼンマイがくるくると
うずを巻いて芽を出していました。


ゼンマイ科のシダ植物、
各地の丘陵や草原に生え、春に芽生えた栄養葉は山菜となります。
ひとつの株に胞子葉(男ゼンマイ)と、
やや遅れて出る栄養葉(女ゼンマイ)が混在して出ます。
この写真では背の低い下の4つが女ゼンマイ、
女ゼンマイだけが食用になります。


そんな林にツグミが何羽か集まっていました。


人に気が付くと、樹の上などに逃げます。
冬の間、単独で過ごすツグミですが、
春になり帰国の頃になると、どういう合図があるのかわかりませんが、
何羽が一ヶ所に集まります。
北の国にへは集団となって帰ります。


帰り道、自宅近くの小さな公園の枝垂れ桜にツグミの姿、
しばらく動かずにとまっていました。
多分、仲間が集まるのを待っているものと思われます。


その枝垂れ桜、
今年もきれいに枝垂れて花を咲かせました。
しかし、ここは住宅地に隣接した小さな公園、
ツグミが集合するには適した場所ではないようです。
コメント
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