行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

虎杖(イタドリ)とスカンポ

2008-10-03 21:34:29 | Weblog
イタドリの花

 スイバ

虎杖(イタドリ)はタデ科イタドリ属の多年生草本.
2m近くに成長する.
茎は太く,中空であり,春にタケノコ状に出てくる茎を,
そのまま食べたり,漬け物にする.
中空の茎を折るとポコンと音がし,
食べると酸っぱいので「スカンポ」とも呼ばれる.
強い地下茎により,繁殖力はとても強く,
崩落地などではいち早く群落を形成する.

初秋,枝に小さな白い花をつける.
草が大きいこともあり,野原などではよく目立つ.
写真は9月中旬,宅地造成地の一角に花をつけていたイタドリ.
多分,2年以上のものであろう,大きく枝振りが広がっている.

根は虎杖根(こじょうこん)といわれ,漢方薬用いられる.

「土手のスカンポ ジャワ更紗----------
スカンポ,スカンポ川の渕,夏が来た来た」
北原白秋作詞でスカンポの咲く頃という唱歌がある.
このスカンポはスイバ,タデ科スイバ属の野草である.
歌詞から想像されるように初夏に花が咲く.
水分を多量に含んだ茎を食べると酸っぱいので酸い葉(スイバ),
スカンポと呼ばれる.
下の写真は5月に撮ったスイバの写真.

 虎杖の花のあふれし道はしる
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