行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ハナイカダとオドリコソウ

2024-06-24 20:00:03 | 花,植物
4月21日、城山公園の山道を歩くと、
雌雄のハナイカダそしてオドリコソウが花をつけていました。


道横の林にハナイカダの花を見つけました。
ハナイカダ科ハナイカダ属の落葉低木、
葉の中央の葉脈に花をつける珍しい植物です。


ハナイガタは雌雄異株の木本、
雌株は1~3個の雌花、雄株は3~8個の雄花をいずれも葉の上に咲かせます。
写真は雄花、緑色の花弁に薄黄色の雄しべが数本見られます。


雄株の葉と花を。
枝先に広がった4,5枚どの葉にも数個の花がついていました。
山沿いの平地から丘陵地のやや湿り気のある林内などに自生するハナイカダです。
花期は4~6月ごろ。


上写真は雌株についた雌花。
雄しべは退化し、雌しべ花柱が3〜4裂した花を
葉の中央の葉脈の上に多くは1個だけつけます。


花に来る小さな虫をねらっているのでしょうか、
雌花の横に全身が薄緑色のクモ、ワカバグモがいました。
小さな実は秋の初めに黒色に熟します。


山の草地にオドリコソウ(踊子草)が白い花をつけていました。
シソ科オドリコソウ属の多年草、
野山や野原、半日陰になるような道路法面などに群生します。


花期は4~5月、
花は茎の上部の葉腋に数個が輪生状態となり、
数段の段になって咲きます。
一つ一つの花は上唇と下唇に分かれた唇形で、
花色は白とピンク色の2色があります。


輪生になって咲いた花を
笠をかぶった踊り子達が並んだ姿にたとえて踊子草の名があります。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昨日に続いてニホンカワトンボ | トップ | 4月の花に小さな虫 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

花,植物」カテゴリの最新記事