行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

忍冬の花

2021-06-04 20:00:34 | 花,植物
5月の連休が過ぎた頃、
山野の林縁などにニンドウ(忍冬)が白い花を咲かせていました。


ニンドウ(忍冬)。
花期は5月、スイカズラ科スイカズラ属の常緑性のつる性低木、
スイカズラ(吸い葛)、キンギンカ(金銀花)とも呼ばれます。


つぼみは淡紅色、
咲き始めの花は白色をしていますが、徐々に黄色に変化します。
そのため、一つの枝に白い花と黄色い花が同居して見られ、
これがキンギンカ(金銀花)の名の由来です。


花弁は細い筒状で、先の方が上下2枚の唇状に分かれます。
上唇は浅く4裂、下唇はへら状となり、
雄しべは5個で、いろいろな方向に突き出ます。
雌しべは1個、柱頭は丸く緑色、こちらも花弁から突き出ます。
この不規則に突き出た雄しべ、雌しべで、
なにか人のように見えてしまいます。


花弁が顔、長く突き出た雄しべが手足、
緑の柱頭が口でしょうか、
この黄色の4つの花、4人でコーラスをしているように見えます。
名づけて、コーラスガール、FOUR FLOWERS。


同じ頃、
公園の花壇で写したこの紅色と黄色の花、
花の形がニンドウにそっくりです。


調べて見ると、ニンドウの園芸品種、
ハニーサックル・ゴールドフレームとありました。
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