行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

センダンの花とアオスジアゲハ

2021-06-10 20:00:54 | 花と虫
公園のセンダンに花が咲き、
アオスジアゲハが花から花へと乱舞していました(5/12)。


センダン(栴檀)。
センダン科の落葉高木、
暖地の海岸沿いや山地に自生しますが
花、葉に魅力があり、公園木や庭木として使われています。


5月頃に薄紫色の小さな花を咲かせます。
花は8~9mmの5弁花、雄しべは10本、真ん中で合わさり筒状になります。
一つ一つは小さな花ですが、まとまって咲くその姿は華やかで美しい。
葉は、2回奇数羽状複葉で互生し、
一枚の複葉の長さは50 cm以上の大型葉です。


香りもよく、
センダンの花にはアオスジアゲハがよく集まります。


花が小さく蜜量が限られているせいか、
一つの花にいるのはほんのわずかの時間、
次から次へ、花から花へと移動し、写すのはけっこうたいへんです。


センダンの花を入れて、アオスジアゲハの飛翔姿を。
アケハがぶれてしまいましたが
偶然に蜂の飛翔姿も写っていました。


定住のヒヨドリが「俺の木」だとばかりにとまりました。
秋に熟しても、真冬まで残るセンダンの実、
サポニンが多く、他の鳥は食べないのですが、
真冬にはヒヨドリの食糧となります。
コメント
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