行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ノイバラとウツギの花

2021-06-11 20:00:12 | 花,植物
5月の谷戸道にノイバラとウツギが花開いていました。
今年はいろんな植物の開花が早い。


谷戸道にノイバラ(野茨)が茂り、花をつけていました(5/12)。
バラ科の落葉性のつる性低木、
沖縄以外の日本各地の山野に多く自生し、
ノバラ(野薔薇)とも呼ばれ、ノバラの代表的な種です。


枝には鋭いとげがあり、
それが野茨の名の由来。
よく枝分かれして、茂り、
初夏、円錐花序に白色の花をつけます。


花色は普通白色、
しかし、時折、淡いピンク色のものが見つかります。
各種バラの品種改良に使われ、
また、園芸用バラ類の接ぎ木の台木として栽培もされているノイバラです。


民家の外庭に美しく咲いたピンク色の薔薇を見つけました。
ピンク色が濃く、花が少し大きく感じますが、
花の形、咲き方はノイバラによく似ています。


川際のコンクリートブロックの壁から、
数本のウツギが枝を伸ばして白い花を枝いっぱいに付けていました(5/12)。
夏の到来を感じさせるウツギの花、
旧暦の卯月(4月)に花をつけることから卯の花の名があります。


ウツギ、
昨年の果実殻がたくさん残る中、
枝先に伸びた円錐花序に白い花をたくさん咲かせていました。。
花弁は5枚で細長く、閉じぎみに咲きます。


アジサイ科ウツギ属の落葉低木、
幹、枝の内側が空洞になっているのでウツギ(空木)の名。
本州、四国、九州に広く分布し、
山野の路傍、崖地など日当たりの良い場所に普通に自生しています。
また、垣根や庭木などとしてもよく使われます。
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