行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

チョウジソウとユキノシタ

2021-06-06 20:00:04 | 花,植物
5月の連休明け、
公園の林縁にチョウジソウとユキノシタが咲いていました。


チョウジソウ(丁字草)。
キョウチクトウ科の多年生草本、
5〜6月、茎頂に集散花序を出し薄青色の花を複数咲かせます。


チョウジソウ、
かつては川原の土手や湖岸などの湿地に群生していましたが、
最近では個体数が減少し、自生ものは絶滅が危惧されています。


このチョウジソウ、
公園の林縁地にもともとは植えられたものとおもわれますが、
毎年、少しずつ増えています。
素敵な色、形の野趣味の花


淡青色の星形、派手さはありませんが素敵な花です。
葉は長さ 6〜10cm、幅 1〜2cm の細長い披針形で互生します。


ユキノシタ(雪の下、虎耳草)
ユキノシタ科ユキノシタ属の常緑の多年草、
山地の湿った場所に自生しますが、人家の庭の日陰地などに植えられています。
花期は5 - 7月頃、花茎を伸ばし、円錐花序を形成して多数の白い花をつけます。
花弁は5弁、上の3枚が小さく上部に濃紅色の斑があり、
基部には濃黄色の斑が見られます。
下の2枚の花弁は白色一色で大型です。


この草、上3枚の小さな花弁に紅色の斑が見られません。
ハルユキノシタかと思いましたが、
花時期、形状から、これもユキノシタと思われます。

コメント
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