行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

3種ニワゼキショウ

2020-05-19 20:00:02 | 花,植物
芝より雑草の方が多くなってしまった我が家の庭に
白いニワゼキショウの花が十数本咲いていました。


アヤメ科ニワゼキショウ。
我が家の庭に毎年出てくる白花、
コロナで緊急事態宣言で外出自粛の真っ最中、
草むしりをするついでに写して見ました(5/9)。


白色と紫色の花弁のものがあり、
白花も花弁の喉の部分は濃紫色で中心付近は黄色、
アヤメ科の花、身く見ると小さいけれどきれいな花です。


そこで、紫色の花を近くの公園に探しに行って見ました。
紫色の花の方が若干多いようで、
あちらこちらにに紫色の花を見つけました。


白も紫も花弁は6枚、花弁の喉の部分は紫色が濃くなり、
中心部は黄色です。
花は一日でしぼんでしまいますが、次々に咲き続け、絶え間なく花をつけます。
花後は球形の果実となり、その中に多数の種子ができます。


芝地や道ばたなど、日当たりのよい場所に生える北アメリカ原産の多年草。
もともとは植物園で栽培されていたようですが、
逸出して、今や各地の芝地などにごく普通に見られる帰化植物です。


もう一種、オオニワゼキショウ。
しばしばニワゼキショウと混生して見られます。
花色は白色ですが、花弁に藍色の筋が入るので、淡く水色がかかったように感じます。
写真上は白色のニワゼキショウと並んでいたところ、
手前、ピントを合わせた方がオオニワゼキショウ、
頭にオオと付きますが、なぜか花はニワゼキショウより小型です。


オオニワゼキショウ。
頭にオオがつくのは、草丈がニワゼキショウより高くなるところから。
そのせいで、茎が倒れて、ニワゼキショウほど見栄えがしません。

コメント
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