行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

コクサギの花

2020-05-01 20:00:30 | 花,植物
今日は里道に写したコクサギとサルトリイバラ(4/16)、
両者とも山野に咲く地味な花です。


コクサギ、
ミカン科コクサギ属の落葉低木、
山野に自生する雌雄異株の落葉低木です。
上写真は雄株、雄花。


これも雄花。
直径4mmほどの小さな花が花序にたくさんつきます。


コクサギ雌花。
雌花は枝から伸びた長さ3-5mmほどの花柄の先に1個、
薄黄緑色の単花です。


雌花、直径は7-10mmと雄花より大きめ。
花弁は4枚で中央に緑色の雌蕊が一つ、
雄しべも4つあるそうですがほとんど退化しています。


葉には光沢があり、
枝の左右、同じ側に2枚続けて付いてから、
反対側に2枚続けてつくという、
いわゆるコクサギ型葉序として知られます。


サルトリイバラ(猿捕茨)。
サルトリイバラ科シオデ属に分類される半低木。
山野や丘陵の林縁や林内などの水はけのよい場所に自生します。


サルトリイバラも雌雄異株の木。
雌株は見つからなかったので、
2枚とも雄株、雄花です。
雌株には秋に熟すると真っ赤な実ができます。

コメント
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