行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

河川敷の草の花

2020-05-07 20:00:06 | 花,植物
4月21日の多摩川河川敷、
多くは外来種ですが、草の花もいろいろと咲いていました。


オオバコ科オオカワヂシャ。
萵苣(チシャ)とはレタスのこと、
在来のカワヂシャにて大型なのでオオカワヂシャ。
近年、関東地方を中心に河川敷によく見られる外来種、
花を見るとオオイヌフグリによく似ています。


そのオオカワヂシャと並んで、咲いていたクレソン。
オランダガラシの名もあるアブラナ科植物、
肉料理の付け合わせなど、野菜としても広く使用されています。


キンポウゲ科セリバヒエンソウ。
芹に似た葉、 花が燕の飛ぶ姿に似ているいうことで芹葉飛燕草。
明治時代に中国から渡来、関東地方中心に広がっています。


シソ科カキドオシ。
少し湿り気のある野や庭の隅などに生える多年草、
いかにもシソ科らしい唇形の花、意外ときれいです。


マメ科ナヨクサフジ。
ヨーロッパ原産、家畜の飼料として導入されたものが
河川敷を中心に野生化し、増えています。
在来のクサフジに葉や茎の形状がよく似ますが、花色は濃い紫色。


スイカズラ科ノヂシャ。
ヨーロッパ原産の帰化植物、
荒れ地や河川敷など日当たりのよい乾燥地によく見られます。
欧米ではコーンサラダとよばれ、人気のあるサラダ用ハーブなのだそうです。


オオバコ科ヘラオオバコ。
道ばた、荒れ地、河川敷などによく群生している外来の大型雑草。
穂状の花序が印象的です。
コメント
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