行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キツネアザミとノアザミ

2020-05-18 20:00:48 | 花,植物
GW中の散歩道に写した野の花、
キツネアザミ、ノアザミ、マンテマ、コバンソウを載せます。


キツネアザミ(狐薊)。
道ばたや空き地、畔などに生えるキク科キツネアザミ属の2年生雑草。
名は、花がアザミに似ているが、
アザミではないので、キツネに化かされたように感じた?。


高さ60~80cmほどに茎を真っ直ぐに伸ばし、
4月~6月、枝の先端に薄いピンク色の頭花を多数つけます。
頭花は筒状花、完全には開きません。
アザミと違って刺はありません。
いっしょに咲いている黄色の花はオニノゲシ。


ノアザミ(野薊)が早くも花をつけていました。
キク科アザミ属の多年草、
日当たりのよい山野に初夏から夏に花を咲かせます。


ノアザミ、
花期は初夏から夏(5 - 8月)で、アザミ属の中では春(初夏)に咲くのはこのアザミだけです。
秋によく似たアザミが咲きますが、これはノハラアザミで種が異なります。
花の色はふつう紅紫色。


マンテマ。
ナデシコ科マンテマ属に属するヨーロッパ原産の一年草、
日本には江戸時代に観賞用に持ちこまれたそうですが、
逸出し、野生化し、いまは本州中部以南の河川敷、市街地、海岸などにも見られます。


コバンソウ(小判草)。
ヨーロッパ原産、果実の形が面白いので、
これも観賞用に持持ち込まれたそうです。
5月ごろ小穂を出しはじめ、夏には小判のような形状、色となります。
これを俵に見立ててタワラムギ(俵麦)とも呼ばれます。
コメント
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