行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

トチノキ、ユリノキ、ホオノキの花

2018-05-09 20:00:00 | 花,植物
トチノキ、ユリノキ、ホオノキ。
いずれも葉が大きく大木になる木、
5月初旬、それぞれが特徴のある花をつけていました。


ムクロジ科トチノキ。
日本で自生している木の中では最も大きくなる木の一つ、
自宅近くの公園に植えられた木も大木に成長し、
今年はたくさんの花をつけていました。


トチノキの花。
円錐花序にたくさんの花がつきます。
一つの花序に雄花と両性花が混生しますが、
多くは雄花だそうです。
葉は掌型の複葉、
果実のトチの実はトチ餅の材料になります。


昭和記念公園にて(5/7)。
ここでもトチノキがたくさんの花をつけていました。


モクレン科ユリノキ。
北アメリカ原産の高木、
街路樹や公園木としてよく見ます。
大きなものは60mにもなるようです。


5月~6月、
チューリップに似た形の花をつけます。
高木に咲き、葉より小さな花、
じっくりと見上げないとと見逃してしまいます。
写真、歩道橋から街路樹の低い位置に咲く花を上から目線で写しています。


別名はハンテンボク、
葉の形が着物の半纏をイメージさせるところからの名です。


昭和記念公園にて(5/7)、
モクレン科ホオノキ。
高さは20~30mになり、
これも日本で自生している木の中では最も大きくなる木の一つです。
花も直径15cmほどと大きく、甘い芳香を漂わせて咲きます。


ホオノキの花、
蕾だったものが帰り際には開き始めていました。
枝先にまとまって付く大きな葉は
朴葉味噌、朴葉包み焼き、朴葉餅など、
昔から皿の代用や食品を包む材料として使われています。
コメント
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