行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ニガキ、ハナイカダ、ヒメコウゾの雌雄の花

2018-05-06 20:00:53 | 花,植物
4月中下旬に写した山野の木の花、
ニガキ、ハナイカダそしてヒメコウゾ、
いずれも地味、雌雄で異なる花です。


谷戸の山沿いに、
たくさんの小さな花のついた高木を見つけました(3/27)。
羽状複葉の葉からニガキ、その雄株に咲く雄花と判断しました。


しかしところどころに赤い果実のようなものがあります。
雄株に果実?、そんなはずがありません。
かといって、ニガキの雌花ではありません。
考えた結果、赤い果実様のものは虫こぶ。
やはり、ニガキ科ニガキ属ニガキの雄花です。


4月21日の南高尾ハイキングにて、
これはニガキ雌花と教わりました。
咲きだしの花に見えます。
枝や葉に苦みがあるのでニガキの名です。


ハナイカダ科ハナイカダ。
葉の葉脈に花を咲かせる不思議な木、
今年もその小さな花をマクロレンズで写して見ました。
これも山野に自生する雌雄異株の木、
上は雄株の葉に咲いた雄花です。


ハナイカダ雌花、
雄花は数個が集まって咲きますが
雌花は通常、一葉に一花です。


ハナイカダ、
まだ展開前の葉についた雄花を見つけました(10/21南高尾)。


クワ科カジノキ属ヒメコウゾ。
丘陵から低い山地の林縁や道端などによく見られる雌雄同株異花の低木です。
赤紫色の球形、ポンポンのようなのが雌花、
雄花序がその基部につきます。
その雄花、上写真ではまだ蕾のようです。


ヒメコウゾ、
雄花が白く咲きだしました。
雌花に少し遅れて咲くようです。

コメント
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