行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

四十雀の幼鳥

2011-06-27 22:03:19 | 

林間のあちらこちらに
数羽の小鳥かツーツーと声をあげながら,
木から木へと忙しく動きまわっているのがよく見られました。
多分四十雀(シジュウカラ)と思われます。
草陰から木陰と飛び回り,動きが早く,
ピントを合わせる間がありません。
そんな中,一羽だけ群れから離れ,枯れ木に留まってくれました。
その写真を見ると羽色はシジュウカラ,
しかし,どこか違うようにも思えます(6/12撮影)。


羽色全体が薄く,真っ黒なはずの頭部がグレーです。
いつもはその黒に隠れてなかなか写らない眼もしっかり確認できます。
シジュウカラの特徴である胸から腹への黒帯もほとんど見られません。
尻尾もきちんと生えそろっていません。
嘴も黄色い部分があります。
これはシジュウカラの幼鳥,巣立ちして間もない幼鳥のようです。
動物の赤ちゃんはどれもしぐさが可愛らしいもの,
このシジュウカラの幼鳥もとても可愛らしいしぐさでした。


別の群れのシジュウカラも撮れました。
上のものに比べると巣立ちしてからの日数が経っているように思えますが,
これも羽色は今年生まれた幼鳥です。
シジュウカラは一度に8~10ほどの卵を産み,
5月~6月に孵化し,18~20日ほどで巣立ちするようです。
10羽程度で群れていますので,みんな兄弟どうしかも知れません。


同日,自宅付近,
蕾をたくさんつけた夏椿にとまる成鳥のシジュウカラです。
幼鳥と比べると頭の黒が濃く,羽色がはっきりしています。

巣立鳥なにがうれしや木々巡る
コメント
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