上は5月5日，新宿御苑での写真です。
やけに早くエゴが咲いているなと思いながら，
記念のためシャッターを押してみたものです。
それから半月がすぎた自宅付近，あちらこちらにエゴの花が咲き始めました。
新宿御苑で撮ったエゴの花，
どうもこれらのエゴと感じが違います。
エゴとは違うものかも知れないと思い調べてみました。
白雲木(ハクウンボク)の名のあるエゴノキ科エゴノキ属の花と分かりました。
ハクウンボクはエゴに比べて数は少ないようですが，
北海道から九州，朝鮮，中国などの山野に分布する落葉高木，
庭木としても使われています。
花柄がエゴほど長くなく，花がかたまって咲くのがエゴとの見分け方になります。
葉もエゴに比べて大きいのが特徴になります。
花の時期は大体5月の連休の頃，一週間持たずに散るとのことですので，
ちょうど花の盛りに見ることができたようです。
5月の23日，強い風の中，エゴの花があちらこちらに花開いていました。
下向きに柄を長くしたたくさんの花が大きく風に揺れています。
その花はハクウンボクに比べ少し小ぶりに思えます。
花はハクウンボクと同じでほぼ一週間ほどで散ってしまうようです。
6月に入り，花はすっかりなくなっていました。
花が散るとすぐにほぼ花の数と等しい実が出現し，
花と同じように長い柄にぶら下がります。
蜜蜂を花に包んでエゴ揺れる
