MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ブラ散歩~真鶴半島巡り

2018年07月29日 | まち歩き
貴船まつりの神輿が港まで降りてくるのを見届けて、久しぶりに「美の町」の真鶴半島をブラ散歩していました。
海岸通りに出て時折 白波が立ち遠くには湘南海岸も望める絶景の琴ケ浜海岸の遊歩道を進みます。


海岸から灯明山へと長い坂道を上り、左に相模湾を見おろし右手にはシイや楠の巨木が茂る保安林を経て休憩施設のケープ真鶴に着き、三ツ石海岸を見下ろしながら一休みです。


見下ろし地点には、江戸時代末期に小田原藩が築いた「幕末の台場(砲台)跡」が残されています。


標高54mから一気に急階段を降りて海岸に出ると、真鶴岬の先に景勝の「三ツ石(笠島)」が伸びています。
 残念ながらこの時期は満潮の時期だったため、潮位が高く三ツ石まで近付くことは出来ませんでしたが、「かながわの景勝50選」の感動的な光景でした。




名勝三ツ石海岸から残念な思いで引き返して、波打ち際の潮騒遊歩道の階段を昇り降りして番場浦に着くと、珍しく石の浜となっておりその奥には、江戸城の石垣の石切り場跡がありましたが、何故か変わった石の切り方だったようです。






この日は、石切り場跡付近も高波が寄せていて、近付くことは出来ません。


三ツ石海岸からは見えなかった名前通りの三つの岩が見えていました。


さらに番場浦遊歩道、森林浴遊歩道など豊かな自然林が続き夏の鳥のさえずりが響き渡って長閑な山道となっています。




自然林を抜けて「石の広場」に着くと、石像や彫刻が点在していましたが、作者は不明でした。




真鶴駅に向かう途中の山の上の展望台からは、真鶴港が眼下に見えて貴船祭の太鼓が町中に響き渡っていました。


その先の急坂道を上って荒井城址公園に立ち寄ってみると、名物の枝垂れ桜が大きく枝を延ばして開花時期の光景が連想できる素晴らしい公園でした。






園内を一回りして駅前通りに出ると、石材屋さん店頭には、大きな大福様の石像が見られ、石の町の真鶴を実感しました。


源頼朝のゆかりの町で貴船祭など歴史や豊かな海と森の自然を堪能した約12kmのノスタルジックな魅力を感じた真鶴散歩でした。
コメント (2)
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